2021年の思い出と2022年

この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

2021年

金沢へ引っ越し

数年前から志していた金沢移住を達成した。 住まいも広く勝手が良くなって家での暮らしが快適になったのが地味に大きい。

1年経ったけれどコロナ禍にあって「いつもの」金沢が見られた時間は半分にも満たないという感覚はあって、それでもって何か印象を語っていいんだろうかというためらいを覚えている。

おそらく変わらないであろう点で言えば、冬の雨の多さと海の近さは北海道 (旭川) や大阪、京都にはなかったものでただただ新鮮。 年末に東京に行く際に新幹線で移動した時は、冬独特の日の短さとカラッとした晴れ間が懐しくもあった。

どちらが良い・悪いと評価するようなものでもないけれど、うだるような京都の蒸し暑さから離れられてよかった。

引っ越しを機に教習所に通い免許を取得、車の購入に至った。

一目惚れしたMAZDA3に乗りたいという気持ちが半年以上続いたので嬉しいし、30になってこれだけ気持ちを傾けられるものが新たにできたことにも自信みたいなものが芽生えた。

車を買ってからも旅行が楽しくなり、新しい場所にも出かけられたし、来年は数日かけて遠出したい。 春か夏前に山陰あたりをぶらぶらしようかなーと思っている。

ゆくゆくはフェリーで車に乗って帰省したい。

スマブラ

1年通してスマブラSPのガチシーンというか競技プレイにいそしんだ。 3月くらいにメンバーシップに入り、コミュニティ内で対戦を重ねた。

大きなトピックとしては:

  • メインをカムイからホムラ/ヒカリに変えた
  • 「だれかと」の代わりにコミュニティ内のフレ戦主体になった

8月くらいから教習所の技能教習をしっかり入れるようになったこと・ちょうどフレ戦募集のかかる時間帯にVTuberの配信が被るようになったので頻度が減ってしまった。 VTuberの配信は生モノなのでそちらを優先したい一方、フレ戦をやりはじめると数時間経つことがあるので平日夜中にやりづらい……ということで週末くらいじゃないとやりづらいのが悩み。

またメンバーシップに入ったあとくらいのタイミングでホムラ/ヒカリというDLCが追加されたことも転機だった。

ホムラ/ヒカリは強いし使っていて楽しいし、競技シーンを見てもまだまだ開拓の余地がありそう。

実力が伸びているのかどうかでいうとよくわからない。 格上の人と対戦する機会が多く、五分くらいの人と戦うのは稀なので基本的に負け越しがち。対戦していて以前に判断を間違えたポイントを直したりコンボ精度やルート選択は良くなってきているという実感はあるけれど、どんどん課題を見つけては「ここを直さなきゃ……」と練習する繰り返しだし定期的な大会も基本的に格上の人と対戦するのでなかなか勝てないのでマイルストーンを立てづらい。

2022年はまずモチベーションの維持が課題になりそう。

VTuber

Vのオタクが来たりてなんかいう - 『言葉を吐く』

まばらに委員長 (月ノ美兎) の配信アーカイブや動画を見る程度でライブを追うことはほとんどなかった生活が変わり、配信が始まったら追うようになった。

リゼ様のファンになって配信は基本的にリアルタイムで見るし、あまりに楽しそうに遊ぶので原神に興味が湧いてきた。

委員長とリゼ様を起点ににじさんじという箱全体が好きになって、年末はNJU歌謡祭を見ながら「いま自分は楽しめているけれど、いうてほとんどカラオケ音源だし、普段見れないユニットで喜んでいるのは箱を好きだからだよなあ」とかぼーっと考えていた。

ゲーム実況も歌ってみたもそこらへんの文化はまったく通ってきておらず、Vにハマったきっかけはなんだろうと考えると委員長の雑談で、突拍子もないけどおもしろい話をする人が好きなんだろうな。

ロールプレイを前提としたファンとの関係を当人たちも合意しているっていうのも安心できるポイントといえる。 自分が声優やアイドル・タレントなどいわゆる生モノに心から没頭できない理由が「このペルソナは当人が望んで被っているんだろうか」という葛藤で、どうしても生身の顔や名前が見える存在だとその人自身の人生がどれだけ尊重されているだろうかという考えがよぎる。 もし当人が望んでいないペルソナをファンとして求めていたら、と考えると心からファンという関係性を楽しめなくなってしまう。

そして顔や (芸名にせよ) 名前を出すことで実在性を強く打ち出した存在は「ありのままでいること」を尊ばれがちでもある。つまり人前に立つ際にペルソナを感じさせない方が望ましいという期待が場に充ちている。

Vであってもそういった期待あるいは呪いはあるし本質的な構図はアイドルらと変わりはないものの、実在性が薄れロールプレイを前提とすることで「素」も「皮」も真実がどちらであるにせよロールプレイという大原則に演者もオーディエンスも逃げられるところに救いを感じるし、そういう合意で一定守られた中でなら心から関係を楽しめる。

だから自分は絶対にVTuberの前世 *1 も肉 *2 も絶対に目にも耳にも入れないようにしている。

存在自体は知っていたけれどどう折り合いをつけたらいいか悩んでいた存在の楽しみ方をおぼえた1年といえるかもしれない。

仕事、ソフトウェアエンジニアリング

元気があったりなかったり - 『言葉を吐く』

ここからあまり変わっていない。けっきょく日々やる仕事におもしろみがないというか、はてなでやったことよりもっとおもしろい仕事をやれそうな感じがなくて毎日が長い。

うだうだ言っていても変わらないので、とにかく夏までを目処に見切らなければいけない、こんなことをしている場合ではない……。

2022年

  • Goで書いたCLI類をRustで3つくらい書き直す
  • 車: 月あたり2,000km走る
  • スマブラ: コミュニティでいつも対戦してもらっている格上の方に3先で勝つ
  • 新たな虫歯発覚を0にする
    • 効果的な歯磨きを毎日やる
    • フロスをさぼらずにやる
    • 不調がなくとも定期的に歯科にかかる

Rustで書き直す活動は、チュートリアルを越えて次どうしようってなった時の目標として。

あとはなにか新しいことを始めたっていう日記を1年後には書いていたいかなあ。 今のところは車を買ったしソロキャンプが濃厚。

*1:VTuber活動を始める前のいわゆる「中の人」の経歴を指す

*2:VTuberの「中の人」自身を指す。典型的には顔など