最後の親不知を抜いた

右下の最後の親不知を抜いた。

親が存命の内にすべて抜いたので親全知である。

最後が難物でほぼ横から生えていた。歯茎を切らないとだめかもと言われていて他の歯の治療でお茶を濁しながら1年ちょっと経ってついに抜いた。

というのも、被せものをしていた手前の歯 (神経は抜いてある) を先に治療して被せものを外すことになった結果、意外と切らずに抜けそうという話になったのでさっさと抜くことにした。

とはいえ横向きに生えていることは変わらないので難航するかも・痛みは出るかもと言われて覚悟していた。

いざ始めると少しだけ手前の歯を削った後に1分くらいしたら「これ噛んでください」と言われて起こされて「小休憩かな?」と考えていたらなんともう抜けたらしい。先生もすんなり抜けて驚いていた。

当日も麻酔が切れてからほとんど痛みは出ず、3日くらい豆腐やらプリンやらで暮らした後はわりと食事もすぐに戻せた (ドライソケットにならないよう、これまで通りうがいや歯磨きには気をかけたけど)。

術後2週間が経とうとして穴もほとんど塞がりつつある。なんとも拍子抜けだけどまさしく怪我の功名ではある。

最近、歯科衛生士に「磨き残しなどもなく(歯磨きについて)言うことがないです」と褒められたのでますます気分が良い。

前回

見栄

見栄を張りたがっているなあと自覚する瞬間が最近あった。

きっかけはカメラで、スチルはそこそこ楽しく撮れているけど最近のカメラはどこもかしこも動画機能の充実を競っていて、動画をまったく撮らない自分としてはスチル関連の進展がないことにほんのり退屈している。

動画撮影に興味がないわけではないが、アマチュアが個人として楽しむ題材が思いつかず、やりたくても手のつけようがないというかんじ。

ふと思い立ってClaudeに「スチルでこういう題材をとっていて基本的にブログに上げる程度なんだけど、そういうかんじで動画のネタってどういうのが考えられる?」って壁打ち相手になってもらい、いろんなジャンルを知ることができた。

これを踏まえていくつか気付いたことがある。

まずこういう「本当に右も左もわからないから道案内して」って相談を他人に投げることに抵抗を感じている。

これは単に無知を晒すのが恥ずかしいという感情以上に「あまりにざっくばらんとした質問をするのは知的じゃない・思考放棄である」という価値観に支配されていそうとも思う。

実際、自力で未知を少しずつ分解する姿勢自体は悪くないと思うのだけれども、今回のことに関していえばあまりの未知の大きさに手が止まってしまっていた。

手を止めるくらいなら恥を偲んででも・信条に反してでも前進するほうが良いはず。

しかし見栄を捨て去るというのも難しい。見栄を張りたいという気持ちは向上心にも繋がるので、これを完全に失うのもよくない。

ファジィな表現しかできない程度の理解の段階から指針が得られるのは自分にあっているし偉大な技術だと思う一方、けっきょくその指針が示すものが何なのか・どこに向かっているのかを批判するだけの知識や理解が生成AI以外に立脚していないのであれば溺れる寸前だとも思う。

少なくとも第三者と話すだけの自信を得るための最初の一歩を踏み出すため以上の依存をしていないか?という自省・批判は欠かしてはいけないし、それをするための環境として他人と話す機会を得るのは大切……という循環した話になってきた。

そういうわけでS1R IIを買いました。

PCが壊れると何が起きる?色々起きる

Windows PCが壊れる

4年くらい前に買ったPCが壊れた。正確に言うとOSは起動するが30秒くらいするとマウスカーソルの移動以外の一切の操作を受け付けなくなり、しばらくしたあと落ちる。

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表示されたエラーコードは0xEFで大事なプロセスが死んだとのこと。情報があるようでない。

この時点でわかるのは少なくとも電源は大丈夫そうであること。 とりあえず排熱の問題を疑いケースやファンの掃除をしてみるが改善しない。

セーフモードで起動しようとするも、そもそもこれもうまくいかない時がある。

調べるとインストールメディアを作り、そちらから起動して修復モードに入ることができそうだったのでUSBメモリを買いに走る……。

Claudeを壁打ち相手に使いながら二分探索を進めた結果、SSDが壊れていそうとのこと。ちょうど並行してググったら同じ型番のSSDのファームウェア不具合について似た情報がいくつか見つかったのでほぼ黒確とする。

SSDとサルベージ用にSSDケースを注文してその日は終わり。

Western DigitalのSSDにしたけれども、レビューで「17,000円程度で買えてこの品質なのでおすすめです」みたいなことが書かれていたけれど、Amazonほかでは47,000円くらいの値札が付いている。 マーケットプレイスめ吊上げているか?と思ってヨドバシとか調べたけどどこもほとんど同じ値段で、普通に値上されていたらしい。

次の日にSSDを交換しWindowsのインストールを進めたらすんなり起動したので一応の復旧とした。

データのサルベージはどうしようかね……というかんじ。このまま消えてしまうのはダウンロードフォルダとpushしていないGitリポジトリとLightroomのカタログくらいで、一番困るのは写真か。

ワンチャンに懸けてサルベージできたら良いけど、そもそもセクタがイカれていたらどうしようもなさそうだし、こればかりは神頼みしかない。

MacBook Proが実質的なEOLを迎える (迎えていた)

Claudeとの壁打ちや調査はスマフォでもなんとかなるがインストールメディアの作成はさすがにPCが必要なので、すっかり使わなくなったMacBook Proを充電する。

インストールメディアのダウンロード中にふと調べたらそもそも使っているMacBook ProにはGolden GateどころかTahoeすら降ってこないらしい。

Golden GateでIntel Macのサポートが切られることは知っていたけどTahoeすら降ってこない世代だったとは……。

2018年購入のIntel Macなのでほとほと末期に近くはあったけれども。

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今回の件を経てPCが1台もないとなにかと困りそうだなと思ったのと、Golden GateでコンテナサポートがWSL2なみに進化しそうとのことで、まだMacを持っておくのはアリだなと感じたのでMacBook Airを注文した。

ちなみに注文した次の日に噂されていたApple製品の値上げが実施されたので滑り込みである。MacBook Airは数万程度だったけれどもMac StudioやMacBook Proは10万近く上がっていてえぐい。

むすび

突然の故障でヒヤっとしたけれど、まあSSD交換で5万円と1.5日程度のダウンタイムならまだかすり傷か、という気持ち。

ストレージの運用は本当にどうしようか悩む。NASとかを配備するには時期が悪い。しばらくS3とかでお茶を濁すかね……。

アークテリクス ベータSLジャケット

を買っていた。

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以前ベータジャケットを買って以来愛用している。

登山が趣味になりつつある中、少しずつステップアップというかより厳しい条件を想定していきたいとなった時にもう少し登山に特化したジャケットがほしいなと思って探し、これに至った。

具体的には:

  • ヘルメット対応のフード
    • フード前面のドローコード
  • ピットジップ (脇下のベンチレーション)

……が欲しい。これらはベータインサレーテッドジャケットに備わっていて、雨や雪や風から守るためにはあったほうが良い……というか不可欠であると実感できた点でもある。

同等でもっと安いレインウェアはいろいろあるけれど、GORE-TEXを採用していて特に冬用のグローブを付けている時などのドローコードの操作性の良さだとかを考えると候補が絞られてきて、最終的には好きな色があったという点で価格のことは忘れて買った。

折しも10年保証が始まったのも、自分への理屈付けにはなった。実際、どれくらい保証でカバーされるのかとかは懐疑的というか期待はしていないけれども、そう銘打つだけの自信がの顕れは買ってもいいかなと思った。

気になる点・不満とかはそんなにない。フードのツバ部分に入っているドローコードがやけにギシギシいうのはけっこうびっくりする。

ベータジャケットではそんなことはないので、生地の厚さの問題なのかドローコード関連の部品の違いなのかは不明。

GORE-TEXなのか

PFASフリーに移行した世代から撥水能力が落ちているという評価はちらほら聞いていて「ふーん」という感じだったけれども、これ以降の世代であるベータインサレーテッドではePTFEメンブレン×C6撥水加工だった前のベータジャケットに比べて明らかに撥水が弱いというかうっすら表地に水膜ができる頻度・速度が早いというのは普段使いでもすぐに気がついた。

平地で雪が降りしきる中を着続けて蒸れるとか染みるということはもちろんないけれども、何度か洗濯して撥水加工が劣化しているであろうベータに比べて新品状態でも撥水能力が劣っているのは素材・加工の根本的な問題というのは頷ける。

refs. 躓く王者 GORE-TEXと、その隙を伺う新メンブレン。2026年の登山向けレインウェア選びと注目の新作 - Outdoor Gearzine "アウトドアギアジン"

いろいろ調べた結果として:

  • ポリウレタンを使ったメンブレン (GORE-TEXを含む) はポリウレタンの性質上、劣化 (加水分解) は避け難い
  • GORE-TEXなどの多孔質メンブレンに対し、無孔質メンブレンは蒸れやすい
    • 無孔質メンブレンは膜に水分 (湿気) が付着してから透湿が機能するので、湿気が移動しはじめる = 内部の温度が上がるまでのラグがある

……といったことがわかった。自分の認識では現時点で、耐久性・透湿性のバランスにおいてGORE-TEXを完全に置き換えられるような素材はほとんど存在しない・用途に応じた性能バランスでより適した素材を見つけることはできる、と結論付けている。

フィッティング

ベータジャケットに対しベータSLはトリムフィットでよりタイト目のフィット……と説明されているが、実際はもう少しややこしい。

  • 袖丈・着丈は同じサイズ表記でもベータより長め
  • 身幅は狭め

……というかんじ。

メンズXSでも袖丈・着丈はだいぶ長く余ってしまうけど登山で使うにはむしろちょうどいいくらいなので妥協できる。 完全に街着として割り切るなら、気に入った色があればウィメンズのS~Mを選ぶのもアリだと思う。

最近のアークテリクスはモデルによってはUnisizeが導入されていて、かつ各寸法の実計測値を見ることもできたりする。

試着できればもちろんよいが、難しい時はこれが参考になる。とはいっても平置き採寸の数値と実際の着た印象が異なることもあるので完璧ではない。

SL (Super Light) とは

モデルに付くサブカテゴリ・接尾辞としてSLのほかLTとかSVとかがあって、SLの場合は同モデル (ベータ) の中でより軽量志向であるというサブカテゴリといえる。

……のだけれども、ちょっと調べればメンズMサイズで340g程度というのは特別軽量というわけでもないことがわかる。

じゃあ誇大表示なのかというとそうでもないとは思っていて、冬季を含めた4シーズン通して着るに足る性能を備えたハードシェルという括りの中において軽量である、という位置付けだと解釈・納得している。

そもそもアークテリクスがアルパインクライミングも想定したモデルを擁しており、想定するシーンのハードな上限がそこらへんにあると考えればと汎用的なモデルが狙うシーンは、日本の登山環境でいうとよりアルプス寄リ (より高高度) といえるのではないかと思っている。

なのでU.L.が人気というかメジャーシーンの中で考えると「軽くないじゃん」となるが、もう少しハード・クラシカルな登山シーンを想定した中ではまあまあ軽い志向だよね、というのはそんなにおかしくないと思う。

晩冬に北横岳に登った時や5月に爆風の美ヶ原を巡った時の防寒・防風性能は満足いくものだったし、次の冬山シーズンでも荒島岳くらいまでならベータSLを着てみるつもり。

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蓼科山

蓼科山 / aerealの登山データ | YAMAP / ヤマップ

長野の蓼科山に登ってきた。山行自体は日帰りで前後泊して計2泊3日。

もうだいぶ暑くなってきたので、登るにしてもスタート地点の標高もそこそこ高くないとつらい。金沢近郊だと白山くらいになるけどさすがに体力・技術的に厳しいので、他の地域で1泊程度で行けるところを探すと北八ヶ岳あたりになる。

北横岳は冬に行ったので、他の山を……と調べて蓼科山にあたった。

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単独鋒で見晴らしがよさそうだし、何より厳冬期に登ってもよさそう。ロケハンも兼ねて梅雨入り前の駆け込み山行をすることに。

七合目登山口からのコースが最もコース定数が低くコースタイムも短いが、体力作りしたいし厳冬期はすずらん園地の駐車場しか使えない(はず)のですずらん園地スタート。

急→緩→急というかんじで、山頂前は鎖のある岩場。天気が悪いとかなりシビれる体験になりそう。

下りは小雨が降ってきて、登山で初めてレインウェアとザックカバーをつけることに。とはいえソフトシェルのままで行くか悩むくらいの強さだったし樹林帯に入ってからだったので気楽といえば気楽。

ただでさえ木の根や石 (岩) の多い急登の下りが怖かったのに雨で滑りやすかったので輪をかけて緊張。滑らせることはしばしばあったけど怪我することはなかったのでおおむね満点といえるでしょう。

これまで標準コースタイムに対しかなり早いペースで動きがちだったので、2500m級の山に登るということもあって意識的にゆっくりめに歩く・こまめな小休憩をとることを意識した結果、これまで感じていた疲れがなかったのは成長といえそう。

もうそろ本格的に梅雨入りしそうなのでしばらくおやすみかなというかんじはする。ぼちぼち体力を維持して紅葉の立山に行きつつ、今年はがっつり冬山に行けたらいいなあという気持ち。