月曜にVTuberが好きな同僚とひたすら喋る会をやった。
冗談半分で12時間の枠をとっていたけど19時に開始し1:45に解散したので7時間くらい喋っていたことになる。 意外と勢いは衰えず、明日も仕事があるという理性が顔を覗かせたことでなんとか解散したかたち。
理性を捨てて脳髄だけで好きなものの話をするのはいったいいつぶりになるだろう。とても楽しかった。
VTuberを好きなのは知っていたけどどれくらい掘っているか・興味が被っているかよくわかっていなかったので事前に特におすすめな動画を再生時間指定でメモったりしていた。
ただひたすらにあの配信がよかった・おもしろかったねとかそういう話をする中で、このコラボ配信もおもしろかったですよみたいな紹介が時折あって思い出の反芻と新たな発見とが入り乱れるのも幸せであった。
雑多に話した中でおぼえていることは:
- にじさんじという箱が好きなところがある
- VTuber自身のスタイルやパーソナリティが好きでもリスナーの層や雰囲気が合わないと近づきがたい
- きちんと自尊心が保たれていたり攻撃的でないなどの安心感があるライバーじゃないと追い続けられない
……など。
個人勢や他の箱の人 (自分だとホロライブの星街すいせいとか) ももちろん好きだったりするけれど、にじさんじは振れ幅が大きいのでユニットコラボや箱番組でセレンディピティが得られたりするのがおもしろいし、それ含めてライバーの魅力だよねみたいなことを話した。
リスナーが合わないと活動を追い続けられないというのは、YouTubeなりで活動している以上コメントとか含めてそのリスナーの色という見方は当然あって、そこが合わないと切り抜きを見るくらいの関係性になりがちだよねとなった。
見ていて安心感があるVTuberというのは見ていて心がざわざわしないということで、たとえば自尊心が確立されていなくて承認欲求のままに暴走しそうな不安定さとかははらはらしてしまうし、当然攻撃的だったりする人はいついかなる時でも見れない。こちらの元気が減ってしまう。
そんなこんなな話をして満足しながら風呂に入っていると「あれ、自分、リゼ様めっちゃ好きだな」ということに気がついた。 アーカイブもだいぶ見たし、最近やる配信は全部追っているし。なにより毎回の配信が楽しみになっている。
それで最近思い出したのが「ガチ恋していいですか?」というリスナーからのお便りに「(アニメや漫画のキャラへガチ恋してしまうと届かなくてつらいけど) ライバーは双方向コミュニケーションできるから安心して(ガチ恋)していいよ」と返す一幕。 ガチ恋は置いておくとしても、確かに登録者数が数十万人とかであっても配信のコメントは多かれ少なかれ見たりしているし、Twitterのエゴサーチを公言している人も多いし、人生を切り売りするタイプの人たちの中でもまた特殊な立ち位置にあるといえよう。 箱番組 (にじヌーン) の司会をやったり、地上波の番組に出たり、活動の場を広げつつあるさまを見て「あーすごいな、MP消費小さくないっていうのにがんばっているな」と思うと応援したくなるしどこまで行けるのか見届けたいっていう気持ちを抱いている。
(ゲーム配信内で人前に出ることが性に合わずいつも疲弊しているという内心を見せたキャラを見たあとで、活動を始めて3年目に入るが未だに配信を始める時には緊張していると話す回)
生来からの捻くれ者なので好きなものの公言とかそんなにしないほうではあったものの、こういったこともあってファンの存在や本人の影響力とかが今後の活躍に繋がるのだろうと考えるとちゃんとファンやっていきたいなって気持ちになった。