最近

京阪宇治コンサートのあと風邪を引いた。本番から打ち上げにまで参加して久しぶりにたくさん人がいる空間にいたからしっかりもらっちゃったんだろうなあ。

本番の次の日の月曜日、なんとなく寒気がしてこれは風邪かなと思って早めに寝て起きた次の日は元気だったので気のせいかーと安心したのが良くなかったのかもしれない。

元気だなーと思っていたけど家に帰ったら悪寒がしてきて、これはまずいと早く寝たものの夜中から熱を出した。7度5分くらいでそんなに高くはないけれど悪夢と寝苦しさで寝付けず、けっきょく2時半ごろに目が覚めて6時くらいまで眠れなかった。

起きて風邪薬とポカリを買ってきて薬を飲むのに十分なだけ食事をして薬を飲んで寝たら熱はすぐに下がった。

しかし咳は1週間くらい止まらず、週末の時雨のライブには止めたいので、たまりかねて薬局に咳止めを買いにいったら薬剤師のおばちゃんに「咳は早めに薬を飲まないと長引くんですよねえ」と諭された。

飲んだら1日で止まったのですごい……。

 

12/28は日帰りで東京へ向かってTRIGGER IN THE JACK. MUCCとかいわゆるV系が集まるフェスになぜか時雨が呼ばれたので見に行った。

会場は代々木体育館。オールスタンディングだと思っていたけど指定席着席で、2Fはスタンド、1階アリーナにはパイプ椅子が用意されていた。かばんを駅に預けて身軽になって向かったけど持っていってもよかった。

2019年最後の時雨。心持ち濃いめにスモークが炊かれている。ほぼ定刻で客電が落ちて、あのSE.

持ち時間は40分とそんなに長くはなかったから定番の“Telecastic fake show”, “DISCO FLIGHT”, “DIE meets HARD”, “abnormalize”をやって“傍観”で締め。

ちょっとだけ物足りないけれど、2019年もアリガトウ2020年もヨロシクの気持ち。

あーあ、終わっちゃったな、もう今年も終わりだなってライブが終わってはじめて実感が湧いた。

 

年末年始は帰省も出かけることもせず京都市内で過ごした。外食生活をしているので31日と1日あたりはかなり困った。

ずっとコードを書くかペルソナ5Rをやるかでメリハリはついていた、んじゃないか。

初詣は日向大神宮と上加茂神社。去年も昼すぎに家を出て暗くなりかけのころだったな。

 

かすみのコープ上げることをモチベーションにペルソナ5Rをやりつづけていたけど、だんだんシステムが分かってきて楽しくなってきた。

しかしRPGを楽しむ集中力が保たなくなっていることを痛感した。老化と言われても言い返せない。FF7リメイクとテイルズ新作はちゃんとやりたいけど。

 

今日は年末から気にしていた髪を切った。視界が明るい。本当は年末までに切りたかったけれど予約がとれずに年を越してしまった。

 

去年の振り返りもまだしていないけど、しばらく途切れがちだった日記を書く頻度を増やしていく。

2019年買って良かったもの

昨年: 2018年買って良かったもの - 『言葉を吐く』

今年もたくさん意識を失いました。

Panasonic LUMIX S1RとS 24-105mm F4 O.I.S. Macro

d.aereal.org

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今年は意外とカメラやレンズに散在していないなーとこの日記を振り返って思いかけたものの、この大玉がいたのであった。

フルフレームのボディを2マウント体制という頭の悪い道楽に足を突っ込みつつある。堅実なのはEマウントと理解しつつもLマウントには夢を抱いている。

良い意味でPENTAXっぽい、剛性があって道具としてのタフさが使っていてすごく楽しい。EVFも段違いに綺麗。

SIGMA 35mm F1.2 DG DN | Art

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今年唯一のレンズのお買い物。

びっくりするくらい大きくて重いけど、びっくりするくらい写りが良い。

とても明るいのでちょっと望遠っぽくパースは緩くボケで立体感を見せたり、寄ってパンフォーカス気味に広角らしく撮ったり、自分次第で表情が変わる。
28mmと違って35mmの方が柔軟だと思う。28mmだとたとえ同じくらい明るくてもちょっと難しい。

実はFEマウント版を買って、LUMIX S1Rを買ったのでLマウント版に買い替えていた。マップカメラで下取り交換したほうが安かったのでそうした結果、一時的に家にこのレンズのマウント違いが2本あった。奇特だな〜って眺めて楽しんだ。
これとLUMIX S1Rの組み合わせはカタログスペックを見るだけではおよそスナップに向くと思えないのに、なぜか毎日持ち出している。それくらい楽しい。

Peak Design Slide

これまでNinja Strapを使っていた。余った端がびろびろするのがうっとうしく、また重いカメラを提げると肩に食い込むのが難点。

Peak Design Slideは以前から知っていたけれども、不満はあれども壊れてもいないNinja Strapから買い替えるほどのものじゃないでしょうと思っていた。
が、ふと思い立って買ってみることにした。きっかけはよく思い出せない。

Ninja Strapより少しストッパーがきつめなので、素早く伸縮できるというほどではない。元々それは売りにしていないし。アンカーリンクも使わずC-Loopにつけている。

無印なのでパッドが入っている。実際、S1Rを提げるにはこっちのほうが良いと思う。

WANDRD Duo Daypack

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今年一番良かった候補。PRVKEで不満だったサイズなどが解消されて理想的なデイパックになった。当分バッグはいらない気がする。

Taylor 214ce

アコギ。2月頃に買っていた。1年の買い物はこの日記を検索して調べていて「あれ?」となって書いていないことに気がついた。

エレキギターはずっと手元にあって弾き続けてきたけど、まったく違う楽器だなーと実感した。打楽器っぽい。

エレキで弾き慣れた曲でも違った表情が見えてきて楽しい。あと弾き語りできると楽しそうだから、歌も練習したいね。

iPad Pro

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高級譜面台として買って今も活躍している。
Piascoreがよくできていて本当にありがたい。PDFベースの管理はおおむね便利。

ただ数小節単位で曲の改訂がある時はどうしたら便利なのかあまり結論が出ていない紙の人は切り貼りしていて、なるほど……となった。

予想通り普段はYouTube専用まな板になっている……。

Smart Keyboard FolioとApple PencilがあるのでNotionの更新とかには良く使っている。

WI-1000XM2

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最近買い替えた。先代のWI-1000Xを愛用していたけど、この前、いきなり壊れてしまい左からまったく音が出なくなってしまった。
買って2年も経っていないし修理しようと思ったのも束の間、ノイキャンイヤフォンなしの生活が耐え難かったのですぐに注文した。

これの発売日の次の日に壊れたので、久しぶりにソニータイマーか? と恨みたくなった。

初代と比べて:

  • バンドがシリコンになって塗装剥げの心配がなくなり、コンパクトに畳めるようになった
  • USB Type-Cになった
  • NC性能が最新のWF/WH相当になった

……あたりが嬉しい。一方、イヤーピースまでのケーブルがいわゆるきしめんになったことでちょっとタッチノイズが目立つようになったかもしれない。

初代と比較できないけれどNC性能は、まず悪くなっていることはないと思う。特筆して良くなったとも思わないけれど、コンパクトに畳めるようになったのはかなり嬉しい。

Rapha Loopback Trousers

www.rapha.cc

セールで安かったので買った。ジャージっぽい着心地の良さがありつつもテカテカしていないので着るシーンを選ばない。ベルトなしで穿けるのも便利。

裏地が起毛っぽくなっているので夏以外は暖かくて良さそう。真冬でもこれを穿いている時はタイツ穿かなくても我慢できる。

Haglofs Swook Jacket

haglofs.jp

寒いのでフリースを買った。京都市内だと12月頭くらいまではこれとレインパーカで耐えられた。

寒暖差がある時にはカーディガンくらいしか着るものがなくて冬にさしかかるとつらかったのが解決した。ハイネックなので首も守られるのが地味に嬉しい。

メンズXSでちょっとタイトなので下にTシャツは着れるけどシャツは無理。これより上のサイズだと腕のあたりが緩かったし、そもそもシャツに重ね着して快適なフリースのサイジングはなにか間違っている気がするので気にしない。

総論

今年は海外旅行を休んでしまった反動か(?)大物を買うなどのイベントが発生していた。
来年はPanasonicとSIGMAの出方次第ではたいへん散財してしまう予感がする。

まあ買い物もほどほどに、旅行とか長く心に残るものにお金を使っていきたいな。

WANDRD Duo Daypackがやってきた

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今年夏頃、前に買ったWANDRD PRVKEWANDRDが新作バックパックであるDuo Daypackの制作プロジェクトをKickstarterで始めたので投資し、11月下旬に届いた。1ヶ月くらい使ったのでレビューしてみる。

WANDRD PRVKE 31が30L級の小旅行に使えそうなサイズ感でCamera Cubeなどシーンに合わせてカスタマイズ可能な代わりにデフォルトのコンパートメントは少ないバックパックだったのに対して、Duo Daypackは20Lクラスで特定の用途を睨んだポケットやケーブルホルダなどを多く備えたこれひとつで日常シーンにフィットする文字通りのデイパックとしてデザインされている。

PRVKE 31も気に入っていてクロアチア旅行フィンランド旅行など1週間くらいの遠出にも荷物はこれひとつで済むくらいの収納力があり、かつカメラの取り回しも良く、およそ自分が旅で使うバッグに求めるものが満たされた素晴らしいバッグのひとつであることは間違いない。
一方、少し大きくて普段の通勤や散歩に使うにはシルエットが大袈裟すぎるのも確か。

Duo Daypackはワンクラス小さく、カメラとiPad Proとちょっとしたあれこれを持ち歩くにはとても良いサイズ感で、アナウンスされてすぐにバックすることを決めた。

詳しいスペックは公式ページに譲るとして、売りのPop Camera CubeとInfinite Zipはおもしろい使い勝手で、確かに良く考えられており実際便利。

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Pop Camera CubeにLUMIX S1Rを入れた様子。少しきつい

気配りの効いたポケットや収納ゾーンが多くて、インナーバッグで整理する必要はあまりないのもデイパックとしては嬉しい。
細かいものを雑多に突っ込んでカオスにならないのが大事なので。

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バッグ内のポケットは大小様々なサイズがあり良く整理されるので、スペックの容積以上に広く使える

エクステリアは細かいナイロン地でしっとりすべすべしていて手触りが良いし、撥水性も高い。ほこりが落ちやすいのも地味にメンテしやすくて嬉しい。

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角を通ろうとするとジップが固いこと、S1Rくらいのサイズのカメラを入れるとちょっときついことくらいが目立って気になる点で、それ以外は発表当時から期待した通りのデイパックだった。

自分のようにカメラを持ち出して写真を撮ることが日常的になっている人だけではなく、既にカメラを持っているけれど日常的に持ち出すにまでは至っていない、まだカメラが「特別なもの」の人にとってカメラが身近になるとても良くデザインされたバッグだと思う。
とても気に入ったのでこれからもっと使い倒していきたい。

半径3m以内から抜け出せていない感覚にずっともやもやしている。
Web技術のそれもかなり狭い範囲でぐるぐるしてて、そこで喜んでいて良いのか。

サーバーサイドにしてももっとミッションクリティカルな領域に行くと要求も上がるだろうし。

多人数でうまく作るとか、そういう分野は大事だと思うけど惹かれない。
身近で見た例が、うまくやって作るのがひとり張り付けばできる程度の難しさだったりするから惹かれないだけでもっと規模が大きかったら違うかな。そうでもない気がする。

とにかく楽しさを常に求め続けたい。

天気が良いので昼休みにカメラを持って出かけたはいいものの、八分目を越えるくらいカレーを食べたあとだったので眠くなってきてしまい、日当たりのいいベンチに座った途端にうとうとし、ちょっと昼寝した。
日をじっくり浴びるのはどれくらい久しぶりだったか。
じわじわと体が暖まる感覚と、静かに吹き込む風の冷たさが幸せ。

晴れて遠くなった空を眺めたらどこかに行きたくなった。
じっとこらえて収穫を待つ時。