前回: d.aereal.org
およそ2年前にMAZDA3を買って以来ずっと乗っていたMAZDA3が今年3月の事故で全損になり、新たに新車を注文していた。そして2代目・2台目のMAZDA3がやってきた。
グレードやオプションなど
およそ5ヶ月ぶりにMAZDA3がやってきた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! pic.twitter.com/OriJVHjZMM
— aereal👑 (@aereal) 2023年7月24日
注文したのは2023年改良後 *1 のX Proactive Touring Selectionにバーガンディレザーパッケージをつけたモデル。
バーガンディレザーパッケージは従来のBurgundy Selectionで提供されていた赤の革内装を備えたパッケージで今回の改良からメーカーオプションになった。
エンジンはe-SKYACTIV XでAWD. 今回の改良でXの2WDは廃止されてAWDのみになった。またメーカーオプションだったサンルーフは廃止された。これは残念。暗いMAZDA3の内装に彩りを添える良い装備だったのでもったいない。 ヨーロッパでは引き続きサンルーフがオプション設定されるそうなので、単純に日本で売れていないグレードの整理が図られたのだと思う。
以前乗っていたモデルは2019年に発売された初期のXで、前の車との主な差分は以下の通り:
- センターディスプレイが8.8インチから10.25インチに大型化
- 複数の内装の変更
- 360°ビューモニターのスイッチ位置を外側へ移動
- エアコンスイッチのレイアウト見直し
- ステアリングスイッチの架飾をCX-60と同じブラックへ変更
- カップホルダーの廃止、非接触充電 (Qi) の採用
- アクセルペダルの反力調整、排吸気系・サイレンサー見直し、ディミングターンシグナル採用 *2
- フロントフェンダーにSKYACTIV-Xのバッヂ追加 *3
(エンジンの出力向上 *4 はソフトウェアアップデートで前の車に実施済み。)
乗ってみての感想
2WDからAWDになったことで乗り味の違いを感じているかというと、今のところ実感できていない。 スポーツモードにした時の旋回時の制御が追加されているので、もうちょっと乗ったらわかるかもしれない。
排気音の見直しは想像よりずっとはっきり違いが感じられ、しかも新しいモデルの排気音のほうがずっと良い。これは嬉しい誤算。
以前のSKYACTIV Xは少しディーゼルらしい音が特徴で、3500RPM以上まわすとガソリンっぽい音がしてくるが吹け上がりはそんなにという性質を備えていた。
排気音が変わったあとのe-SKYACTIV Xは低音が強調されてかわりにカラカラ音が引っ込んだことで、出力の高いガソリン車っぽい音になった。
また周波数特性が変わったのか、通常時の静かさが増して加速した時の音が強調されている気がする。つまり静かな時はより静かに、迫力を出したい時にはより迫力をという味付けになっている。
これはMAZDA3の性質によくあっているし、メリハリが効いてとても楽しい。出力は変わっていないのに速くなった気さえする。
また内装も赤の革シートになってとても満足。黒の革シートもあれはあれで良かったけれど、少し落ち着きすぎていた。 エクステリアカラーは引き続きポリメタルグレーメタリックを選んだので、青系統のエクステリアと赤系統のインテリアで調和がとれている。
この組み合わせはオートカラーアウォード2019を受賞した組み合わせで密かに憧れていたので本当に嬉しい。
むすび
事故でMAZDA3に乗れなくなってからほぼ5ヶ月、ドライブ日和を逃したり代車のさもしさなども手伝って鬱屈とした日々だったけどまた乗れて嬉しい。
現金な話をすればまた新車として買ったのでしばらく乗らなければという側面はもちろんあるけれど、それを置いても乗っていて楽しいので今度こそもうしばらく一緒に乗り続けられたらいいなと思っている。