突発尾道

この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

一年で最も良い気候なのでどこかに出かけねばということで今年は尾道に出かけて2泊3日を過ごした。

1週間かけて2,000km以上の道程をドライブした - 『言葉を吐く』

去年は1週間かけて西のほうへ行ったけど今回はちょっとスケールダウン。前回はわりと綿密に計画を立てていたので、今回は突発的に気の向くままにをテーマに据え、尾道にいって何をするでもなくゆっくりすることだけを決めた。

実際、尾道で何をしたかといえば夜の海辺でコンビニで買ったビールをゆっくり飲んだり、生口島の砂浜で1時間くらいぼーっとしたり、特に目的を定めず一日中歩きまわるといったことくらい。

朝は2日とも駅の近くにあるカフェで遅い朝なのか早い昼なのかよくわからない食事をとったけど、夜は2日ともコンビニで買ったおにぎりとビール。 単にぼやぼやしていたら店が早く閉まったので諦めざるをえなかったという面もあるけど、まあこれもあまり観光っぽすぎなくて良いかと思っている。

7時すぎの駅前の海辺は、学校帰りの高校生がYouTubeかなにかを流しながらダンスの練習をしたり雑談に励んだりと、実に思うままで微笑ましくもあり羨しくもある。 海のない街で育ったから海がある生活に憧れるだけ、それ以外の何でもない、はず。

3日とも天気が良く、まだ帰りたくなかった。尾道はいつ来ても天気が良い。ホテルのカードキーを紛失したこと以外はすべてが良かった。