他人の日記が読める、他人の人生が垣間見える、そういうことはインターネットが大きく拡張したと思う。紀貫之とかがいるので初めてではないにせよ。
自伝とかが好きな人は、インターネットで個人の日記が読めるという世界観がすごく好きだと思う。
日記を読むことに直接金銭的な対価を払えとは思わないけれど、当たり前だと思われるのは寂しいし貧しいし、ましてや他人の人生を浪費できることは当たり前だと思ってほしくない。
日記を書くことが、あるいは他人と接することが人生の切り売りになってほしくもないなあと思う。そういう側面が少なからず生じるにせよ、せめて売った切り身の分、きちんと栄養をとったり回復するだけの系が成り立っていてほしい。