インターネットヒーロー再考

この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

最近、生活になにかしらの違和感を感じるが、その正体は掴めず、にもよらずただただ「おかしい」という感覚に強い確信を抱いている。
なんとなく楽しくない。なんとなくしっくりこない。何もわからない。

30分だけと言いながら長居して柄にもなくワインをたくさん飲んだ帰り、とても寒い三条通を歩いている時、自分はまだインターネットヒーローになっていないことを思い出した。

d.aereal.org

だから、今でも自分はごくローカルな共同体に肩入れしようと思わないし、これからもそうすることはないと思う。少なくともインターネット上での活動より大きな割合を占めることはないだろうと思う。

Shibuya.js, サブテク, インターネットヒーロー - 『言葉を吐く』

なんということか。最近は日記もブログも書く頻度が減り、一方、会社の求めや自分のローカルな・オフラインの人間関係の広がりに応じて、カンファレンス・勉強会への参加が増えた。
増えるのは良いが、割合としては大きくなっている。

なにより還元していくという気持ちをだいぶ失っていた。

いまのインターネットに期待できないとかそういう周りの変化があったとしても、でもそれは関係のないことじゃないか。
たとえいまのインターネットに、いまの自分が何も見出せないとしても、自分の行動範囲に通じ合える者がいない孤独で燻っている人間がいるかもしれない。いないかもしれない。
インターネットではない何かでも良いから、今の仕組みで報われていない人々に別の可能性を示したい。