9月の連休に帰省する予定だったのがなくなってしまったので、その埋め合わせに金沢に出かけた。
駅に着いてから早速寿司をいただいた。
あてもなく散歩しながらも、辿り着くのは金沢城。
それから一通り歩きまわって、バスに乗って宿に向かう。5000円札しかなくて降りる時に手間取って厳しかった。だからバスって嫌なんだよなあ……。
犀川沿いの小さいホテルに泊まった。
部屋はそこそこ広く綺麗で、川のせせらぎが聞こえてくる。なんて理想的な立地なんだ……とうっとりした。
シャワーを浴びてから夕食を食べに出かける。思ったより近江市場は早く閉まったので目をつけていたクラフトビールのお店に出かけた。
起きてから犀川沿いに歩きながら片町を目指す。
行きたかったところはいろいろあったけどほとんどどこも閉まっていて骨が折れた。
時間がなかったり年末年始で開いていなかったりと、意外とこれまで縁がなかった21世紀美術館を訪れた。
「日々の生活」というバリエーション豊かな展示をやっていて、ふらっと入ったわりに楽しめてよかった。やくしまるえつこの『わたしは人類』が思いがけず展示されていたのもよかった。無印良品の巨大なタグが敷き詰められた部屋があって、展示の趣旨にあっているしめちゃくちゃに大きいのでおもしろかった。
一通り見終わったので帰ろうとしたらものすごい嵐がやってきて足止めを食らったので、中にあるカフェで間食がてら休憩した。
雨が止んだころ、ちょうど学校の下校時刻にかぶったみたいで近くの高校生が歩いていた。女の子はみんな運動部っぽくない子も含めてくるぶし丈のソックスを履いていて、スポーティな流行だなと思った。
帰りは駅でちらす寿司を食べて帰路に着いた。金沢はふらっと歩き回れる大きさなのと、街を2つの川が流れているところが好き。