この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

もう五年も経つ。

そんなに楽しくもなさそうなこと、どうして長い間忘れずにいるのか不思議だったけれど、少しわかった気もする。

突き刺さってしまっているのだと思う。時間も酸いも甘いもすべて貫いて。

刺さった棘にも似ているが少し大きい。

10年と聞くと途方もないように思えたのもいつのことだか、もう半分までやってきた。

抜けるか当たり前になるか、それはいつなのか、やってくるのかもわからないが、その時が来れば奇しくも30になる。
いずれにせよあらゆる意味での節目となるのだろう。