この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

月曜日。

天気があまりによくて嘘みたいだった。風が強い。

パンを買ってきて遅い朝食、あるいは昼食にする。カーテンをあけて、窓もあけて、ベッドに寝転がる。

風が強くてどこかのトタンかなにかがバタンと音を立てる。風は強いけどきっと花粉は大丈夫だと言い聞かせる。

あまりに気持ちがいいのでひさしぶりに昼寝をした。週末は昼近くまで寝ていることが多いので、さらに昼寝をするのはとても背徳的なこと。しかし今日は天気がよくて気持ちがいいので罪を重ねるのにうってつけ。

雲もなく日が長かったので、いつのまにか夕方になっていたことに気がつかなかった。5時すぎに家を出て京都御苑へ。日曜日は軽装すぎてずっと寒い思いをしていたので、コートを着た。冬へ戻る。

とても懐しい気温だった。なにかを思い出させる冷たさ。それでいて春のあたたかさもある。大阪に引っ越してきた春か、京都に引っ越す前に下見にやってきた秋か、そんなとても印象的な寒さ。

昨日と違って雲がないので、風は強いけど光は安定している。枝垂れ桜がわずかにオレンジがかる。

Canon のカメラを提げた男性がいた。鞄は小さめだけど、70-200mm の F2.8 か? 白かったので L レンズらしく、バッテリグリップにストロボもつけていたし、遠巻きにストロボにはシールが貼ってあった。備品などに貼るようなテプラで出力したようなやつ。
プロなのかな、と思ったけど借り物かもしれない。

少なくともけっこう熱心なアマチュアであることは下らなさそうだったので、しばらく観察してみる。月が出ていたのでうまく桜と一緒に収められるような位置取りを選んでいて、ですよね、って感じ。

夜は三連休の締めとしてちょっといいものを食べようと思って、また Saffron Saffron に行った。新メニューのポークジンジャーととろたまハンバーグと悩んで、言ってもとろたまハンバーグは前に来たときに食べたし定番メニューだから、ということでポークジンジャーを頼んだ。

注文してから気付いたけどポークジンジャーって、つまり豚しょうが焼きだ……。

とはいえやってきた豚しょうが焼きことポークジンジャーは、しょうががよく効いていておいしかった。おいしい肉料理をいただける店をおぼえておくことで、よりよいタンパク質の摂り方を思い出す。