思い立って休みをとった。先に予定を立てずに休むのは初めてのような気がする。
仕事がある日より1時間だけ遅く起きる。最近は1時間くらい早く起きていたので、以前の平日と変わらないくらいの時間に起きる。
窓を開けると綺麗な秋晴れで清々しかった。休んでよかった、と思った。
読みかけの終物語 (上) を読み終える。
- 作者: 西尾維新,VOFAN
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/10/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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なかなか後味の悪くて不気味な話が続いたし、読み終えると昼前だったので、本を読むのは夜にすればよかったのでは、と思いはじめてすこし後悔した。まあ続きが気になっていたし。
昼になったくらいに家を出て昼を食べてからバスで上賀茂神社に向かう。
千本通を北上していくとどんどん道が狭くなり閑散としていくのがわかりやすかった。市バスが小さな住宅街の中を身をよじらせて突き進んでいくのだけれど、これが完全に狂気の沙汰だった。
上賀茂神社はずっと尋ねようと思っていて延び延びになっていた。
本殿自体はそれほど大きくなかったけれど敷地が広くて中を流れているせせらぎをずっと眺めていた。
1時間くらいかけてぐるっと眺めて、二葉姫稲荷神社も見て、南下する。
とりあえず北山まで下がることにする。日差しが強くて風はそれほど暖かくはないものの歩いているとじわりと汗ばむくらい。人通りも少なく道も広くて絶好の散歩日和。
北山通まで来て、地下鉄で帰ろうかとも思ったけれど思い直してこのまま上御霊神社まで歩くことにした。
北大路まで下がってから賀茂街道をすすむ。堤防で部活らしき学生たちがフリスビーを投げていた。フリスビーのふわっと滞空するかんじが不思議でしばらく眺めた。
鞍馬口通で西に折れて上善寺や天寧寺、西園寺に立ち寄る。
すっかり日は傾ききったころ、上御霊神社につく。
応仁の乱の勅発碑があるらしいけれど、見つけられなかった。
ランナーズハイのような、もっと歩き続けていたい、という高揚した気分だったので、このまま京都御苑に寄ることにした。
烏丸通を下がったけど、これはよくなかった。同志社大学の前を通ったらちょうど学生たちが一斉に帰るところだったみたいで気分を害した。
早足に去って京都御苑の中を下っていく。静かで空気が凛としている。砂利を20分ほど歩いたらさすがに疲れたみたいで、丸太町から地下鉄に乗ろうかと思ったけれど、夕食を御池のあたりでとろうと思ったので歩くことにした。
誰もいない soto でちょっと早い夕食を食べてスタバであったまりながら映画の予約をした。
興が乗ったのでせっかくだから京都駅まで歩くことにした。けっこうな距離を歩いた気がしたけれど、10kmに満たないくらいだった。
夜は2度目のまどか☆マギカ。色紙は被った。一度見たせいか時間の感覚は普通で、たしかに2時間の映画だ、という気分。
丸一日外を出歩いていい気分転換になった。