この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

新型コロナウイルスがすっかり大きな問題になってしまった。

しかし一方でちょっとドキドキもしている。望むと望まざるとによらず、リモートワークであったりフードデリバリーであったり、これまで社会のごく一部でのみ取り扱われていたものが、おそらくこれまで浸透していなかった層の人たちにも広がりつつある。
あるいは無観客配信などに切り替えたライブや演劇といった興行は、当地に赴かなければ出せない価値とはなんなのかとかを見直されるのかもしれない。ライブビューイングとかはこれまでもあったけれど、そもそもライブとは、みたいな土台が揺るがされるかもしれない。

分断されていてどこか遠くのことだと思っていた「社会」がかなり身近かつかなり統一的な存在として実感させられるし、それが大きな一となったまま変わろうとしているようにみえる。
良い方向か悪い方向かは出た目次第だろうと思う。とにかくこの大きな変化に遭遇しているということに、密かに高揚している。