この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

ヨドバシからの帰り道、車通りの少ないところを避けて帰ろうとして細い道へ細い道へと入り込んだ。

見知った通から知らない名前も無さそうな細い路地に入り込む瞬間は、日常から足を離すような、不思議な高揚と浮き上がってふわふわした気持ちになる。そしてその小さく細い路地からまた見知った通に出る瞬間は、日常と非日常のリンクができあがる、なんとも大きな達成感というかカタルシスがある。


歩いているときもそうだったけれど、自転車になってからいっそう知らない道を走るのが楽しくなった気がする。

知らない道をより走るようになったのは、失敗がしやすくなったからだと思っている。

自転車だと、方向を間違ったときにリカバー *1 がしやすいし、早く失敗に気がつける。

また京都市という環境もよいと思っていて、京都駅を基準にどれくらい離れているか、方角はどちらか、などを把握しやすいし、道路が整備されていて斜めに走って方向感覚を失うことがほとんどない。

*1: ここでいうリカバーとは時間のこと