最近ホルンのレッスンで言われていること

この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

レッスンを受けはじめてから1年半が過ぎ、だいぶ演奏の中で自分がコントロールできることも増えてきて、ちょっとずつ基礎力が付いてきたと思う。

最近、指摘されていることについて整理してみる。

出だし

現役時代にも「出だしに気をつけろ」とは言われ続けてきたけれど、今、どういう問題があって、どう対処していくべきか、について一旦考えてみる。

まず出だしに破裂音が混ざりがち。これは吹き方を試行錯誤してみたところ、息の量が多すぎがちということがわかった。

息の量や体全体の圧力やアンブシュアを整えて音を出すわけだけれども、息の量以外の要素が足りていなくて量でどうにかしようとして多すぎる息を入れた結果として、行き場のない息が破裂したような音を出しているのではないか、という話になった。

ので、圧力やアンブシュアを疎かにせず、常にこれらのパラメータのバランスが歪になっていないか確かめながら練習していこう、となった。

マクロな流れを掴む

運指や音高に囚われがちで曲の全体感を掴めていない、と言われることが多いので気をつけている。

まず運指や音高はフレーズやセクション単位の流れの中で捉えるということ。単音だけ出せてもだめで、前後の繋がり含めて指はもたつかないか・音が当たるか、ということを気をつけるということ。

練習でつまづいた時に反復練習をするが、その際にちゃんとフレーズなど音楽的単位で再現すること。

そして細かいところと同時に全体感を把握するのを忘れないこと。調性が何で、転調するのか、ソナタ形式なのか・ABA'のマーチ形式なのか、などなど。

再現部なら提示部と変わっている指示 (強弱やアクセントなどのニュアンス) を見つけるとか、転調を予感させる進行があるならその音 (転調先からの借用音とか) のピッチを特に正しくとる、とか。

そういうマクロな視点とミクロな視点のどちらも持って曲を詰めていくということを良く指摘されるので、気にとめる。