またホルンを吹きたいと、 思いはじめてから、もっと上手くなりたいと強く思うようになったし、社会人になって限られた時間で効率よく練習したいのでレッスンを今年の春から受け始めた。
我が事ながら日々上達 (というよりも勘を取り戻すというほうがしっくりくるか) が感じられて楽しくなる一方で、どうしても楽器が借りものであるがゆえに壁を感じるようになった。グレードとかこれまでの手入れ状態なども相応で、もう少しいい楽器で楽しく吹きたいな、と思って楽器を買うことを検討しはじめた。
本格的に検討しはじめたのが旅行から帰ってきたあとで、レッスンを受けている先生とお店にいくつか取り寄せてもらって試奏して選んだ。
買ったのはWenzel Meinlの205CLT. ガイヤー巻きの105と悩んでこっちにした。これまで吹いていた楽器よりずっといい音がしてスケールを吹くだけでテンションが上がる。
楽器を買うとワクワクしてテンション上がるけど、ずっと吹いてて自分の楽器を持つことに憧れていたホルンを買ったというのはけっこう感慨深いなあ。
普段はサイレントブラスを付けて練習しているけれど、音響のちゃんとしたところで吹く時間も増やしたいと思った。ホルンって他の大多数の管楽器と違って客席に直接音が飛んでいかないので、環境と渾然一体となって演奏する感覚が強い。
満足することなく練習してもっと上手くなりたい。