正直、先日の金沢は小さいハコでステージがよく見えなかったとか、楽器・パート間の分離がよくなくてギターだけ聞こえるとか歌だけ聞こえるみたいなかんじで音がよくなかったとか、不完全燃焼なところが多く、けっきょくZeppみたいな大きいハコに賭けるしかないかな、みたいな気持ちだったわけです。
それにこの曲のここは、もっと照明こういうかんじにしたいだろうな、みたいなのも感じて、感じてというか、そうあってほしいみたいな願望ですけど、そういうのがあり、とにかくZepp Osaka Bayside公演が楽しみで仕方がなかった。
開けてみてどうだったかというと、もう最高。音がいい、照明がいい、アクシデントもありすべてがいい。これを最高と言わずしてなんだというのか。
真ん中TKよりで最前列から3つめのバーあたりくらいを位置どることができ、けっこう近くて見晴らしもよかった。
ライブで聞くといろいろ発見もあり、“Tornado Minority”や“EneMe”のどう弾いているのかよくわかんなかったフレーズはディレイつかっていたんだな、とかあのコードは実は高フレットを使っていたんだな、とか、いろいろ。
“ten to ten”のC♭M7は10フレットあたりを使っていた。いろんなものを見た。
“ten to ten”の最後のソロ、TKのためが長くてすばらしい。
“Chocolate Passion”の照明はMV意識で白のスポットしかほとんど使っていなかった。
途中ピエール氏が入りをまちがえてTKが止めてから「もう1回やってもいいですか? ……あ、凛として時雨です」というリテイク&謎挨拶をしたのがすごくよかった。
とにかくすべてがよかった、こんなにすごい気持ちになったの久しぶり。