この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

先週の土曜日 (2/25) は天気がよかったけれど起きるのも行動を開始するのも遅くて、出かけるタイミングを失ってしまった。

家を出て歩きはじめてどうしようか迷って、日曜日に行こうと思っていた写真展に行くことにした。

大阪のギャルリ・キソウがメインで、ついでにリコーイメージングと富士フイルムのギャラリーを見た。

ギャルリ・キソウ企画展
菊地和歌子写真展「echo」

菊地和歌子写真集『echo』の刊行(LibroArte)を記念して作品展を開催します。
8年にわたり撮影した雪の在る風景。
遠くひろがるその白に心を映す。
ふわりと舞いながら響き合う大地の声。
色づきだすいつかの記憶。
[色とりどりの白]が運んでくれる情景の数々。

これからの展示 – Acru(アクリュ)

ギャルリ・キソウは、アート色というか表現色の強い展示。

ほとんど真っ白な雪景色の写真ばかりで色彩に乏しいけれど、小さくビビッドな服を着た人が写っていたり、雪を被った木々のコントラストが映えたり、北海道にいるときに目にしたような、どうしようもない景色ばかりがあって、懐しいような変な気分だった。

リコーイメージングは PENTAX KP が展示されていたのでちょっと触ってみた。小さいけれど意外と重くて、食指は動かなかった。

ギャラリーは作例中心でごく小さかった。いまいちギャラリーの作法というか目指すところをよくわかってないのだけれど、光沢のある紙にプリントして蛍光灯が反射するような角度で展示されるのは、そういうものなんだろうか。

富士フイルムのギャラリーは、本当は行くつもりがなく、富士フイルムのサロンを見るつもりが間違えて入った。

富士フイルムのギャラリーは賞の入賞作品が並んでいて、賞に応募して入賞しそうな作品がたくさん並んでいた。入賞しそうな作品なんて言い方をすると嫌味っぽいけれど、特に含意はなく、ただそうとしか表現しがたい気がした。

帰り、本町から淀屋橋まで歩いた。淀屋橋からビル街を写しとりたかった。橋に立ち写真を撮ろうとカメラを構える。途端に、車が通過して橋が揺れるのを敏感に捉える。普段は気付きもしないことに鋭敏させる。

淀屋橋から梅田まで地下鉄で移動したけれど一駅だし歩いてもよかった。地下鉄淀屋橋駅は改装されて綺麗になっていた。