観光

この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

先週末、母が上洛したので観光案内などした。

とにかく紅葉が見たいというリクエストだったので、土曜日は大丸で土産物を見たあとに高台寺と下鴨神社と北野天満宮を訪れた。

同僚の紅葉マニア曰く、今年の紅葉は暖冬のせいか色付きが悪いと聞いていて、はたして満足してもらえるか不安だったけれども、喜んでもらえたようでなにより。

自分も、高台寺は初めて訪れるし、今シーズンはじめて紅葉を見れたのでよかった。土曜日は晴れており、冬の早々に傾きはじめた光が美しくオレンジに照らしあげていた。

夜はライトアップされた紅葉が見たいということで北野天満宮へ行った。嵐山という話もしたけれど、紅葉がきれいというイメージはなかったし、まだライトアップをしている施設の中で北野天満宮は、以前に(昼間を)訪れたこともあってクオリティの保証はできると思って勧めた。

実際、北野天満宮はよかった。まあまあ人はいたにせよ、混んでいるというほどではなく窮屈な思いをまったくすることなく見てまわることができた。

御土居の高低差ある地形がうまく活かされて立体的にライトアップされており、これまた美しかった。照明も退屈すぎず派手すぎずで、とても上品だったし紅葉が実によく映えていた。まだ色付いていない木々は緑の寒色で照らされ、暖色の続く木々とコントラストを成していた。

日曜日は、伏見稲荷と東福寺を見た。どちらも観光地の本領発揮とでも言うべきか、とかく人が多かった。東福寺では禁止事項を示す看板で自撮り棒も禁止されていたのがおもしろかった。しかも英語と中国語のキャプションはついているが日本語のキャプションはなく、単に「禁止」とだけ書かれていたのがさらにおもしろい。

東福寺も初めて訪れたけれども、たしかに人々がこぞって行きたがるのも頷ける景勝地といえた。方丈から通天橋を臨んだ風景はどこまでも赤い木々が続いて、あまりに鮮やかで不気味なほどだった。あれだけ赤い木々が揃うと美しくも恐しい。

月曜日は伊勢丹で土産物を見てから見送った。

開発合宿の疲れもあったし、土曜日の夜は自分にしてはお酒を飲みすぎた *1 中でずっと喋っていたので喉をいためた。月曜日になると鼻水も出てきて当然のように風邪をひいた。

*1:グラス2杯