この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

ものは、個としての捉え方と群としての捉え方があると思う。

なにかがたくさん集まって、ひとかたまりになって、別の何かになっている、という捉え方。

写真を撮るときにもこのことは意識していて、個だとどういう意味があるのか、群だとどうなのか。

意味というと大仰だけど、美しさと言ってもよいかもしれない。
群になるとどんな美しさがあるのか。

写真を撮るときにもそのようなことを考える。

梅は個で、桜は郡という風に感じる。花のかたちがそう思わせるんだろうか。桜は壁に似ている。あるいは霧、ベールかもしれない。