この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

とにかくずっと気分が暗く重い。

嫌悪感を覚え憎いと思う人間は増え、楽しさ、希望、好奇心、そういったものがどんどん食い潰される。

どうにかぎりぎりのところで食い止めているけれど、しかしプラスに転じているわけではなくて、ジリ貧である。

もうそろそろ希望も愛も尽きる。結果として自分の好奇心だとか向上心だとかが食い潰されていくのだったら、まあ、そうすればいいよ、そうしていけばいいよ、と思う。だけど自分がそういうものの餌食になるのは嫌だ。

こんな、なにひとつ楽しいことのない毎日を過ごしてなんとか生き長らえるくらいなら、そんなものいますぐ捨ててしまって、たとえ短く限られ時間であったとしても自分が本当に納得のできること、おもしろいと思えること、必要だと思うことだけを迷いなくやる。その結果、どうなるかなんて知らない。

「なんとか今は我慢して折を見て打開を目指して頑張ればなんとかなる」って自分に言い聞かせてきたけれど、そんなあるかどうかわからないものを待っていてもいいことはない。

別にここを続けていくことがすべてではなくて、自分でなにかやっていくという選択肢だってある。

最初から期待していたわけじゃないし求めていたわけでもない。自分がやるべきことがそこにあると信じたから身を投じたのだ。自分がやるべきだと信じていることでなければ自分がやる意味はない。大きな塊の中では自分は取るに足らないなにかかもしれないが、自分にとってはそうではないのだ。自分のモチベーション、信条、希望、好奇心、それらがすべてで至上だ。