この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

友人と食事しつついろいろ話した日。

橋で待ち合わせて高蔵二条へ行ってラーメンを食べる。それから久しぶりに六曜社へ赴きドーナツをいただく。

TIMES ビル? を見て鴨川を北上する。鴨川デルタで映画サークルっぽい人たちの活動を傍目に眺めながら話しこみ、京阪に乗る。友人とは丹波橋で別れる。

近況、インターネット、炎上、所属する組織、いろいろ。

話した内容よりも、この人とゆっくり話すのがずいぶん久しぶりのことに思えるなあ、とかそんなことを考えることが多かった、ような気がする。

鴨川を歩きながら、雲の合間から射す西日が穏やかに左岸の少し色付きはじめた木々を照らしている。友人が秋口の京都の色合いが好きだと言う。

対岸を眺めながら、秋の色合いは好きではないかもしれない、と思った。その鮮やかな色合いはあざとい。

自分は冬の風景が好きだ。色が失われて、風が刺す。不釣り合いに鮮やかで鈍く暗く重いオレンジだけが照らす。