日記

この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

夕方、汚かった机を片付けて勉強するか、というところに電話がかかってきた。高校の友達だった。行きたいところがあるけど、道に迷った、道を教えてくれ、という話だった。

電話で道案内とかうまく行く気がまったくしないし、電話も早々に切り上げて、自転車で現地に向かった。

自転車で走っている最中、「道を聞かれただけで駆けつけるとかウザいかもしれない」とか考えたりもしていた。我ながらなんてめんどくさい考え方をするやつなんだろう、とおもって、さらに気が滅入った。

20分くらい走って、友達を見つけて目的地へ送った。久しぶりに会ったので他愛もない話をした。お互いに定職に就いていないことの確認だとか、彼氏と同棲ぽいことしている話とか、鳩山辞任ウケるとか、日本終わりそうでワクワクするねとか、戸塚ヨットスクールに入らないとダメかもねとか、いろいろ話をした。

以前にした「髪を染めたい」という話を覚えていたらしくて、「染めてないの?」と聞かれた。めんどくさくてやってない、と言うと、なんだつまらない、と言われた。髪染めたり遊んでみたらいいよ、とも言われた。

あと着ていったパーカーを褒められた。ピンクのパーカーいいね、似合ってるね、とか。嬉しかったけど、めったに外に出ないし、ちょっとオシャレな格好をしてみても見せるような友達いないし、などと言ったら、ちゃんとまっとうな生活をしろ、と怒られた。

首肯できる意見だったけど、同じプー太郎に言われるのも癪だったので、地元で道に迷うなんてありえないよ、とつっこんでおいた。

他人と話すのはよいことだし、ぜひ心掛けたい習慣だけど、友達がとても少なくてなかなか叶わないのがいけない。

久しぶりに友達に会って楽しい気分になったけど、でもしばらくは人と会いたくない気分にもなった。

べつに友達と会って気分を悪くしたわけではなくて、なんとなく親しくない人と会う気がしなくなったというだけ。