この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

Vivaldiを使いはじめて追加の拡張とかなしに設定できるので広告ブロッカーを有効にした。

功罪あるものの広告が様々なサイトの持続に貢献するということは理解しており、多少の不便も許容するつもりで暮らしてきたが、昨今の広告はブラウザの履歴をハイジャックしたり、ブラウザの制約をくぐり抜けて意図しない音声や動画の自動再生を試みたり、さすがに度を超えていると感じていた。

基本的にこうした広告形態を考案し媒体側にろくな説明もなく導入する配信サービスが悪いと考えているが、けっきょく媒体にどんな広告を出すかろくに運用も批判もしない媒体管理者も同様に愚かさという罪を負っているので、広告ブロックもやむなしとした。

よく見ていたあるサイトへ、ブロッカーを有効にしたあとで訪れてみると「広告を表示してもらえるとうれしいです」というモーダルが出るようになり、それ以来見るのをやめた。 そのブロッカーの存在とそれを利用する人々を認知しておきながら先に挙げたような広告を出しているということは、その存在を容認していると解釈でき、それは相容れなかった。