周回遅れ

この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

『安達としまむら』の原作を読みはじめたらすっかりはまって今は7巻を読んでいる最中。

 

名前を知ったのは今回が初めてじゃなくて、ちょっと前からAmazonのおすすめやらで目にはしていて、でも特別手にとってみようと思わずここまできた。

手にとらなかった理由はいろいろあげられて、漫画じゃなくて小説だったこと、いわゆる百合ジャンルということは知っているが飽和していて玉石混淆であること、などなど。

小説はなんというか鑑賞する時のエネルギー効率が漫画やアニメに比べて低い気がする。裏を返せばじっくり楽しめて、そういうところが好きなところでもあるけれど、自分の中に前評判のない作品を小説という媒体で楽しもうとするのは、なんというかかなり障壁が高い。

玉石混淆というのは言うまでもない。

あと名前をおぼえていなかったというのはあるかも。「あさがおと加瀬さん。」と勘違いしていたし。

 

まあ、何を気にしていたかといえば、自分にはdigる・開拓するという気概が欠けているなあ、ということを改めて実感したから。

それで何が困るということもないけれど、積極的にそうしているわけではなく怠惰でそうしているだけなので、なんというかここから老いそうだなという漠然とした不安がある。

言い換えれば、周囲が気付いていない自分にとって良い作品をいちはやく見つけたいという気持ちはないしそれに引け目も感じない。そういうのは得意な人がやれば良いなと思う。

自分が一番恐れるのは、感度が下がって好きなはずの作品を見逃すことで、そういう意味では『安達としまむら』はけっこう危うかった気がするし、アニメ化というタイミングで知ったのならそれで良いという見方もできる。

 

長い目で見れば自分の時間と興味さえ捧げれば出会えるはずだし、焦ることなくアンテナの感度を保ち続けるのが一番だなあと思いはじめた。

 

何が言いたいかといえば、それくらい『安達としまむら』は良い作品であるということ。