30

この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

去年

30歳になった。前々日に歓迎会があって眠りが浅かったのか26日は夕方からかなり眠くて日付が変わる前に寝た。
そうしたら走馬灯みたいな夢を見て、内容が内容だけにキモいのと虚しすぎてウケてしまった。

ただ、自分に傲慢さを感じる瞬間が増えた気がするので、それは気に留めておきたい。自信を持つことと傲慢であることは違うはずだし、傲慢であって良いことは少ないだろう。

これはけっきょく変わることはなくて、転職を選んだ。
それに金沢に引っ越す計画も順調に前に進んでいる。
ただ、転職したてでナーバスになったのか、先週は「環境を変えたけれど、じゃあ10年先もこういう生活したいんだろうか、そもそもできるのか?」とか考えてしまった。いずれ向き合わなければいけない。けれど、自信に満ちて不足はないという気概でいてもどうにもならない時はどうにもならないから、不安になったなりに備えができていればいいか。

朝、起きると思いの外に涼しくてエアコンの温度を上げた。少し曇り。秋は近いのか遠いのか。いろんな楽しみが潰れてしまうなか、季節の移ろいだけが恐れずに待望できるものになってしまった。だから早く来て。