三度目の高山 #2

この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

二日目、朝はバグパイプでウィンナココアとサンドイッチのセット。

今回はちゃんとココア。前はウィンナコーヒーと間違えられた。

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鈍行に揺られて飛騨古川に。ここらへんの距離感は北海道っぽい。

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塗料の剥げ方にメッセージ性がある。

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歩いて気多若宮神社に。駅前から静かだけど神社の境内はことさら静かで空気も涼やか。

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白壁土蔵街を少し下がって荒城川を渡ってみる。橋に「朱雀組」「青龍組」と書いてあったけど玄武組は見つけられなかった。

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高山に戻ってラーメン。ちょっと多かった。細麺とすっきりした醤油味はなかなか京都で食べられないのでなおのことおいしく感じる。

20分くらい並んだけど評判よかったし、実際おいしかったので満足。

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腹ごなしに城山公園に出かけてみる。「眺めがいい」「公園」という情報だけでなめてかかったらわりとしっかりハイキングさせられて汗だくになった。

だんだん静かになっていって、熊が出ないかやけに怖くなってくるかんじは、ロクルム島を歩いていたときと似ている。水がなくなって焦ったところも。

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へとへとになってさんまちに戻り、かつてでおやつ。アイスティーとチーズケーキ。

抹茶もおいしそうだったけれど、どうしてもチーズケーキが食べたかった。

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再び歩いて日枝神社へ。城山公園の近くだったのでその足で行けたらよかったけれども、かつての営業時間に間に合わなさそうだったので二往復。

階段を登り降りしてトレーニングする運動部っぽい少年とすれ違う。地元を出てから、見知らぬ街を歩くたびにここで育ったらどんな生活が待っているのだろう、という意味のないようなifばかり考える。

彼は高山を好きでいるんだろうか。

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最後に飛騨牛せいろで締め。しゃぶしゃぶのすごいやつみたいなかんじ。

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おなかいっぱいになって、駅前の土産物屋で高山の地酒セットを買って帰る。初めて来たときから少しずつ工事をしていた駅前はとうとう完成してきれいになっていた。

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帰り、車窓から見る臥竜桜はもう散っていた。