2017年のN冊

この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

2017年に読んだ本で良かった本を挙げる。




マンガ

恋は光

恋は光 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

恋は光 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

いままで読んだ中で最も好きな作品のひとつになった。

ラブコメという類型の中でも「恋とは?」というテーマに作者も登場人物もこだわり考え抜くという少し変わった作品。

7巻の完結をもって振り返ると、結果はある程度予想できたもののどういう経過を辿るのかが非常に気になるストーリーで、そしてその経過については非常に納得できるものだった。

個人的に、北代さんは久しぶりにマンガを読んでいて心が揺さぶられる人物でした。来世ではなく今生で幸せが訪れますように。

過去の感想:

d.aereal.org

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めがはーと

めがはーと (ビッグコミックススペシャル)

めがはーと (ビッグコミックススペシャル)

『クズの本懐』の横槍メンゴ先生の連作短編集。自分の寿命を自由に他人に譲渡できるという世界観のおはなし。

episode03の最後の「私の“愛”は、メガ級だから。」「(重たいのよ。)」はタイトルコールを思わせるいい幕引き。
スタジオアルバムの最後のほうに収録された曲がかっこよくアルバムタイトルをリフレインする時みたいなオシャレなかっこよさがある。

episode04では丁寧に現代における「呪い」のかけかたを描く。非常におすすめ。

私の少年

今まで聡子の目から遠い少年でしかなかった真修の内面によりそうストーリーが始まって目が離せない。

3巻まではファンタジーっぽいかんじだったけど4巻からは美しい破滅のはじまりというかんじで今後に期待。

新米姉妹のふたりごはん

新米姉妹のふたりごはん4 (電撃コミックスNEXT)

新米姉妹のふたりごはん4 (電撃コミックスNEXT)

2017年最もおなかが減ったマンガ。4巻の「海鮮丼」エピソードはほっこりします。

手の凝りようがほどよいので料理しようって気持ちになる。

僕らはみんな河合荘

僕らはみんな河合荘(9) (ヤングキングコミックス)

僕らはみんな河合荘(9) (ヤングキングコミックス)

9巻は2017年もっともめでたいで賞に輝きました、おめでとうございます。

小説

春待ちの姫君たち

春待ちの姫君たち (創元推理文庫)

春待ちの姫君たち (創元推理文庫)

この作者は思春期の狭苦しく重いコミュニティの話を書くのが上手で、その中でもこの作品はいわゆるミステリの作風とうまく融合している。

d.aereal.org

十二人の死にたい子どもたち

十二人の死にたい子どもたち

十二人の死にたい子どもたち

はじめて冲方丁作品を読んだ。なんとなく頭の中のビジュアルとか舞台設定がダンガンロンパっぽい。