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この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

しばらく持ち出していなかった DFA★ 70-200mm を持ち出すという下心のみに突き動かされて植物園に出かけた。

紫陽花園を目当てにやってきたようなものだったけれど、実際見頃だった。わざわざ植物園に足を運んで紫陽花を見る意味といえば、西洋紫陽花に尽きると思う。

普段軒先で見ることのないような鮮やかな赤い色合いを目にすると、もしもこんな花が六月に咲いたとしたらあまりの華やかさにますます梅雨が憂鬱になるだろうなと思う。それくらい六月とは思えない爽やかな晴れ間が似合っていた。

紫陽花園の近くで葉ごと爪楊枝で貫通したかのように実をつける植物を見つけた。

植物園ではほとんど200mmで撮っていた。絞りはF5.6でピントを合わせるだけ。浅い被写界深度とか手ぶれのことを考えてF5.6ほぼ固定にした。31mmをつけているときよりよっぽどスナップじみているのはおもしろいことだと思う。何倍も重いし大きいレンズをつけている時のほうが、素早く意思決定して動いている。

撮っているときはあまり意識しなかったけれど、改めて見てみると200mmの被写界深度はとても浅い。

これら写真日記の写真はすべて DFA★ 70-200mm で絞りはいずれも F5.6 だけどよくボケている。

ピント面前後のディティールが得られるようにという意図で何枚か F11 くらいに絞って撮ってみたけれど、F11くらいだとまだ浅くて思った描写が得られなくて悩ましい。

圧縮効果を得つつパンフォーカス的な描写がしたいときはセンサーサイズが小さいほうが有利なこともあるかもしれない。

ひととおり植物園を撮り歩いたあと、ぶらぶら散歩してスタバに入って本を読んだあと久しぶりに外食してハンバーグを食べた。童心に帰る気がする。