この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

先週一週間は MacBook を家に持ち帰らない生活をしてみた。

なにかと MacBook で時間を潰してしまいがちなので一策講じた、というかたちだけれども、結果としては時間を無為に潰してしまうときはあらゆる手段で潰してしまう。あと、意外と無為にインターネットをするだけではなく、コードを書いたり調べ物をしていたらしく、コードを書いていない、という意識が水曜日あたりには既に募っていた。コードを書きたい気持ちも高まっていた。

あと、一番よくない副作用として日記を書かなかった。ケータイから書けるようにはなっているけれど、どうしても自分が書こうとする速度に入力が追いつかなくてイライラして投げ出す、ということが毎日続いた。日記のように肩肘張らずとにかく文を書き連ねる、という場がストレス発散にもなっていたという発見もある。


プログラマブル Mac OS X - YAPC::Asia Tokyo 2014

今年も YAPC::Asia に CfP を出した。

去年と違って特にこれといったトピックはなく、最近追っているモジュールの話でもしようかと思って途中まで概要を書いたところで、「おもしろくないな」と思ってやめた。

聴衆として聞くことを想定して興味が注がれない、という意味もあるし、自分が概要を書くのが億劫になるほど意欲的になれない、ということでもあった。

それでも同僚が次々に提出していくのを見て、負けてられない、というような気持ちになっていろいろ案を自分の中で出してみて、それでも何も思いつかないので、ふと GitHub の自分のリポジトリを眺めて一番スターのついている dotfiles を眺めて、そうか、これでいいか、という気持ちになった。

決まってしまえばあとはさらさらと概要を書いて提出した。

たかが1回、YAPC で話したくらいで「聞いてもらえる人がおもしろいと思えるようなトークがしたい」というようなことを考えたのがおこがましかったように思える。

自分はソフトウェアを作って世の中を便利に変えていくことが役目なのだから、「おもしろいトーク」ではなく「便利なソフトウェア」を提供できないか、というところから出発すべきだったのだ。

まだ CfP を提出しただけで特に何も決まっていないけれど、ひとつすっきりした。今年も話せたらいいと思う。