この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

ソフトウェアを作るときに満たすべき要件をまとめて仕様と呼び、それを満たすように作るけれども、分業化されているソフトウェア開発の場だと、仕様を決めるのは別の誰かであることが多い。

そういうときに仕様を詰めていく方法として人と人のインタラクティブなコミュニケーションがとられることが多い。

人と話して仕様を決めるのがとにかく嫌だし疲れるのでやりたくない。あまりにやりたくないので仕様を確認することを放棄して想像で作ろうとする。ソフトウェアを作る人間が持つ時間とやる気は有限なので、人とコミュニケーションして決めることを忌避する気持ちが強すぎて、どうしてもやりたくない。

ソフトウェア・エンジニアとしてあるまじき姿勢だと思うし、本当に自分はこの仕事に向いていないと思う。

働くのを諦めてどこかに行きたい。春の陽気が続く日々にありながら、空気の悪い屋内に閉じ込もって何が楽しいのか。