この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

人が自らの心の内を隠そうとする心の動きは、羞恥心や虚栄心のようなものでありながら孤高で崇高な何かであるとごまかされている。何か特別で静謐な感傷でもあるかのように取り繕っている。

でもおれは人の心の中にそんな美しいセンチメンタルなんてありえないって思っている。

「自分の中の感情は特別で詩的で美しいけど耽美的でこんなあまりにもセンチメンタルなことを考えていると知られたらバカにされたり笑われる」って思っても、大抵の人は他人の感情に鈍感で共感できないからセンチメンタルさを見出すことはできないし、一方で自分が想像するより遥かに情緒豊かで他人の感情を想像しつづける人もいる。

人間の感情は言うほど美しくも汚くもなくて、ただ淡々と記録されていけばよい。

つまり、人々はもっと Web でどうしようもない日記をひたすら書くべきなんだよ。