この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

他人に行為を求めるのはめんどうだ。なぜあなたはそのような行動をとるべきなのか、いつそれをすべきなのか、なぜ私によってあなたの行動について動機付けされるべきなのか。合理的にきちんと説明する必要がある。他人に求めるくらいなら自分でやる。他人がやらなければ意味がないことならば、他人の状態に依存するのはよくないから、やっぱり自分でできるようにしておいたほうがよい。

挨拶はする人もいればしない人もいるのがおもしろいと思っている。コンビニの店員さんを見ても、ぼそぼそと「いらっしゃいませ」と言ったり、あるいは言わなかったり。細やかな言葉遣いも違う。

心からもてなすような表情・表現で挨拶する人もいれば、儀礼的に行う人もいる。しない人もいる。

人間、「何もしない」ことが基準となる状態であると考えれば、朗らかに生きられる。他人に期待することがどれだけばかばかしいか、15分も歩けばすぐにわかる。

調子の悪いときには挨拶をしたくない気分にもなる。そういうときはしない。儀礼的に、おざなりに、何の感情もなく、意味も意義もなく、挨拶をして、してしまって、挨拶の価値を貶めるくらいなら自分はそれをしないことを選ぶ。