1mmの写真

この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

最近、人を撮る機会がいくらかあった。家族が京都に来たときと、恋人とでかけたとき。

人を撮ることはまだ慣れなくて、不安とか疑問もある。自分のスタンスの問題としてそもそも人を撮るべきだろうか、とか。

撮った写真を眺めてみて、改めて、自分はこの人たちのことをこういう風に見ているのだな、という発見がある。

あまりに小さな自分という器で受け止めたいと思う人がいくらかいて、その人たちを自分がどう見ているか、ということをきちんと記録してみたい、という気持ちがある一方で、その人たちが自分の撮った写真に収まってしまうことがこわい。

ほんの1mmでいい。