帰省

この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

大阪にいた半年のあいだ、ずっと気がかりだったのは母のことだった。実家にいるころから発泡酒ばかり飲み、煙草ばかり吸っていて、健康に対する意識が低かったから目を離している隙に死ぬものだとばかりおもっていた。しかし、よく考えたらおれがいても特に飲酒や喫煙を止めたりしないし、単に自分の目の届かないところにいくのが不安なだけだったのかもしれん。とりあえず母も妹も元気だった。

いろいろ変わっていたところもあったりしつつ、しかし半年ではそんなに変わらないことも多かった。地元をすべてまわりきれたわけではなかったけど、しかしおよそ後悔しない程度には散策できたとおもう。