Gmailをちょっとしたストレージとして使う

この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

家で唯一のマシンでもあるメインマシンが、近頃、異音をしばしば出すようになって、「寿命か?」などとgkbrしている。予算もないし、予備のマシンもないのでマシンが飛ぶと終わりだし、バックアップ用ディスクなんて用意できない。gkbrしているだけでは何も始まらないので、オンラインストレージを利用してバックアップすることにした。

次の瞬間にHDDから飛んでしまわれると困るデータを考えたとき、長い年月を経て収集した下らない画像たちと、リッピングしたオーディオファイル(ディスクが手元を離れたものもある)など。コードの類はGitHubでホスティングしてもらっているか、XREAで実際に動かしていたりするので、問題ない。

バックアップついでにファイルの管理について考えはじめて、画像ファイルの管理はフォルダによる分類だと妥協するしかないよなあ、などと考えて、タグのようなシステムで分類できるバックアップストレージがあればいいな、と考えた。非常に贅沢な話だ。

Flickrとかはてなフォトライフ、Voxあたりを検討したけど、容量に心許なかったのでやめにした。ふと、Gmailがラベル管理を実装していたことと、やたらと太っ腹なストレージを提供していたことを思いだして、ひたすらメールの添付ファイルとして送りつけて管理する作戦を思い付いた。

別に目新しい話ではないので、前例はいくらでもある。Gmailをあたかもファイルサーバの様に扱うアプリケーションもあるみたいだけど、ラベル機能を活用できなさそうなかんじだったのでやめた。やっぱり添付ファイルとして送りつけて、逐一、ラベルをつけるのがよさげと見る。

特定のフォルダのファイルをメールで送りつけるのは機械的作業なので、Rubyあたりでスクリプトを書けばよかったんだろうけど、WindowsでSendmailっぽいことをするよさげなアプリケーションが見当らなかったので、早々に諦めた。こういうところがいちいちめんどくさい。Windowsをdisる。

専用のアカウントをとって、それにひたすらぶちこむ。ラベルづけするときは、ひたすら細かくラベルをつける。描かれているキャラクターだとか、そもそもこれは人物が写っているのか、風景なのか、など。パロディなのか、漫画なのか、などもつけておいた。多少、面倒でもけちけちせずメタデータを充実させるのはいいことなはずなんだ。

ラベルをつけるときにインクリメンタルサーチができるけど、migemoのように日本語を扱うことはできないので、日本語は使わないことにした。…のだけど、人名は漢字の字面で覚えていることもあって、やっぱり日本語を使いたい気持ちになった。そこで、「久米田康治 (Kumeta-Kouji)」として、検索してみるも、ひっかかってくれない…。「Kumeta-Kouji」だと"Kou"くらいまで打つと「Kumeta-Kouji」に絞られるのに。日本語があるとダメなんだろうか。切ない。というわけで、日本語を使うのは諦めた。

非常にめんどうな作業だし、あまりガツガツ送るとGoogleに怒られてしまうみたいなので、まだ終わってないんだけど、検索性に優れているとおもうので、よさげ。べんりべんり。