(たぶん) 異性愛者だけど、異性愛を前提とするような広告とか表現を見るとひどく窮屈な気分になる。自分の嗜好が何者かに規程されたかのような、この品に欠けるものたちと同じ程度に貶められたかのような気持ちになる。

そう、嫌なのは広告という仕組みが、見る側である自分と提供する媒体に非対称な関係を強いていることに腹が立つ。

自分がこの時・この場所ではこういった種類の情報を目にしたくないと思ったとき、街頭の広告は無くなってくれない。こういった種類の表現に問題を感じるといったフィードバックはJAROは受け付けてくれるけど。

そういう意味では、広告の数は多いけどインターネットの方がコントロールする術がまだ確保されているからよいけれど、街頭広告などオフライン広告はほんとうに酷い。

繁華街、特に渋谷や新宿は醜い。ぎらついた情報、光の渦が、まるで波風の立っていない心を許されない存在であるかのように追い立てる。

夜はちゃんと暗くなる街がいい。

台風がすごい一日だった。あまり仕事が手につかなかった。

当初は家にいるつもりだったけれど、10時頃は晴れていたのでオフィスに出ることにした。仕事するならオフィスのほうが環境がいい。

家にNetatmoを置いて室温や湿度を監視してMackerelに投稿しているので風がすごいピーク時に見てノイズが上昇している様子が見れた。

Mackerelのグラフが途切れないので停電していないことがわかって安心できた。

ただあまりにノイズが上っていて窓が割れたんじゃないかと心配にもなった。大丈夫だったけれど。

けっきょく家の様子がわかっても外へ出るに出られない状態ならなす術がないので心配事が増えるだけかもしれない。

NotionというWebサービスが良い

嫌なことばかりでもない。旅行の準備のためにNotionというWebサービスを使いはじめたがとてもいい。

www.notion.so

情報を記録しておけるサービスで、機能だけをかいつまめばTrelloやGoogle Drive, Google Keepなどが統合されたもの、となるのだけれどもその統合のされかたがとてもシームレスで美しい。

情報の表現にもいろいろあり、仕様やブログのようなMarkdownのような構造化された表現が適しているものもあれば、タスクリストのように箇条書きで状態や担当者など複数の視点でフィルタリング・並び替えできることが重要なものもあり、より高度な絞り込みをするためのテーブルが適しているものもある。

シームレスに統合されているというのは、あるページの中に文書構造 = 見出しなどが表れたあとにタスクリストが登場することもできるし表を埋めることもできる、というサービスの提供者が境界を定めず、使う人 = 情報を整理する人が境界を定められるのがよい。

久しぶりに使っていて楽しくて人に勧めたくなるかんじになったので同僚におすすめした。

レッスンで「不安なことがあったら瞑想して掘り下げて、解決可能な単位に対してなにか行動するといいよ」といったことを言われて、これいままで日記を書くことで解決してきたことじゃん、最近できてないじゃん、とはっとし愕然としたので書きます。

9月はとてもいろんなことが重なり負荷が高い。

まず仕事。いきなり外から降ってきた話で、かつ締切も急で、しかも変更がまあまあ大変。最近GoとTypeScriptばかり書いていたのでPerlを書くのも若干の盛り下がりポイントである。

話をふっかけてきた側は、そのくせ反応が鈍いのでこちらからあらかじめいろいろ気をまわしておく必要がある。しかしそれもだんだん尽きてきてあとは祈るだけみたいになりつつあるが、失敗したときの影響は大きい。かなり理不尽でイラつくけどいろいろな立場上、自分がやるしかないのでまあやるかと思っている、けどイラつくものはイラつく。

別の仕事は新しくいろいろ考えたりしたりするから、まあまあ大変だけど楽しくやれそう。けど、どう転ぶかわからない先の仕事のことを気にしなくちゃいけないのが嫌。

あとbuildersconが控えている。こっちは話の材料はおもしろいという自信がめずらしくあるから、あとはうまく伝えたいなって思っている。そのために丁寧に準備したい。が、上記の仕事で細切れに手間取らされていてイライラする。

とはいえ藤原洋記念ホールという大きいところで話せるので楽しみである。あとどれだけ準備ができようができまいが、当日が来たらそれでおしまいである。

その次の週、コンクールがある。ホルンを再開して1年ちょっと経つし、厳しくも客観的な評価を得たい、場のために練習していくという体験をもう一度味わいたいと思っている。

それはいいけれど、旅行の予定とか仕事とかビルコンが重なってしまい時間を確保したり優先度を考えるのが大変。それなりに成功させて舞台に立つ自信を失いたくないと思っている。

そのためには納得できるだけの練習をして、それでもだめだった・よかった、という結果を得たいのだけれど、今のままだとどのような結果になるにせよ「練習しておけばよかった」と思ってしまいそう。そうなってしまうとなおさら社会人になってから楽器を続けることに対する自信が揺らぎそうで、そこだけはなんとか折り合いをつけたいと思っている。

とどめに、これら諸々をわかった上でやったので手に負えないけれど、シルバーウィークに旅の予定を入れた。コンクールの2日後。こっちは体ひとつあればどうにかなるからいいけれど。

こう書いてみるととにかく仕事がとにかく不安の種という気がしてきた。いい具合に追い出したい。

 

28歳

28になった。

昨年の誕生日に「また海外に行けるように」と書いていた通り、今年も無事に予定を立てられた。今年はフィンランド・エストニア・ラトヴィアを巡る。

国境を越えるのは始めてなのでドキドキしている。

1年ちょっと前からホルンを習いはじめて、今年はコンクールに出てみることにした。

自分ひとりでモチベーション高く吹くというのも難しいし、先生について習うからには上手くなっていきたいし、自分の実力がどれくらいなのかも知ってみたい。

けどやっぱりもう一度ステージに立つ緊張感を味わってみたいと思った。

写真は撮り続けているけれど、Webで発表していくモチベーションが下がりつつある。コンテストとかに応募してみようかとも思うが、どういう方向性でとか考えはじめると気持ちが移ろいがち。

娯楽では『響け! ユーフォニアム 届けたいメロディ』『リズと青い鳥』『宝石の国』などいい作品に巡りあえた。

今年は久しぶりに時雨が活動してくれて本当にいい半年を過ごせた。『#5』のリリースはとても大きい。

あと数年で淡路の高架化が終わる気がする。その頃には30か。

28の年もワクワクドキドキしていきたいと思います。

ほしいものリスト