α99

この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

PENTAX デジタル一眼レフカメラ K-7 ボディK-7

PENTAX デジタル一眼レフカメラ K-7 ボディK-7

K-7 はもう3年半も前のモデルになってしまった。よい条件下ではよい写りをするし操作体系も慣れて、よく手に馴染んだカメラなのだけどいろいろ不満もある。

  • ISO 400 が限界、非常用で 800 くらいまで
  • ダイナミックレンジが狭い、特にハイライト
  • 測光に強い癖がある、オーバー気味なので常にアンダー補正をする必要がある

RICOH デジタルカメラ GXR ボディ

RICOH デジタルカメラ GXR ボディ

RICOH カメラユニットGR LENS A12 28mm F2.5  GR LENS A12 28MM F2.5

RICOH カメラユニットGR LENS A12 28mm F2.5 GR LENS A12 28MM F2.5

GXR を買ったけど、あくまで別の用途のカメラとして買ったのであって、これら不満点を補う役割は望んでいない。

特にダイナミックレンジの狭さは許容しがたい。すぐにハイライトが飛ぶのと測光の癖もあってマイナス2EV補正くらいするのはめずらしくもない。ローキー気味が好みであるということを差し引いてもちょっとおかしいと思う。

PENTAX デジタル一眼レフカメラ K-5IIsボディ K-5IIsBODY ローパスフィルターレス

PENTAX デジタル一眼レフカメラ K-5IIsボディ K-5IIsBODY ローパスフィルターレス

K-5 IIs は解像度は目を見張る変化が望めそうではあるものの、測光の癖は直るどころか悪化しているような印象を受ける。

レンズのラインナップに一番魅力を感じるのはペンタックスなのだけれども。

ソニー デジタル一眼カメラ α99 ボディ SLT-A99V

ソニー デジタル一眼カメラ α99 ボディ SLT-A99V

最近は α99 が気になっている。

ソニーはペンタックスと同じくらいおもしろいカメラを作っているので好きだし、レンズもおもしろい ものが揃っている。

とはいうものの、実際のところ当初は α99 にはさほど興味はなかった。そもそもフルサイズだなんて買う余裕もないし、自分には縁のないものとして片付けていた。

ところが実機を触ってみて、操作系がよく練られていること、ダイナミックレンジがフルサイズセンサーを積んでいることを勘案しても非常に素晴らしい広さを誇っていることから気持ちを大きく揺り動かされている。

N や C からコンパクトかつ廉価なフルサイズ機がリリースされているけど、α99 だって軽いしコンパクトだった。N は肩幅が狭くて右手が窮屈になるので嫌いで、C と α99 の肩幅がちょっとあってやや撫で肩のボディは好み。

レンズもボディも安くはないのだけれども、しかしあながち伊達で求めているわけでもない、少なくともぼんやりと「画質がよいから」というような理由以外に欲しい理由ができたので、少しは真剣に考えてもよいかなあ、という気がしてきた。

実際のところ、フルサイズ機という高い買い物に躊躇しているというより、ペンタックスとどう折り合いをつけようか、という惱みである。

そうはいっても FA Limited は使いたい。K-5 IIs を自分が手にして本当に価値あるものなのか、測光の癖に付き合っていけるのか。あるいはペンタックスのフルサイズを待つのか……。

今年に買うことはないだろうから、じっくり考えてみることにする。