帰省するときに PS VITA を持ち帰って遊びクリアした。ネタバレあり。
ゲームシステム
ノンストップ議論はおおむねほどよい難しさだったけれど、たまにぜんぜんわからなくてコンティニューすることが何度かあった。
反対に、今回から追加された偽証は使いどころがもっと紛らわしいかと思っていたので、けっこうあからさまに使いどころが示されたのは意外だった。
とはいえ新システムなので、これくらい押しが強くないとわからないので仕方がないかも。
パニック議論は他の要素と比べて集中ゲージでごり押しがしづらいアクション性が強い内容でおもしろかった。その分謎解き要素は簡単だった気はする。
ああいう冷静さを欠かせる中で頭を働かせるゲームが好みかもしれない。
1と2を遊び、そして3に至ってもいまだに最後のリズムゲームが難しくてロクな点数にならない。ボタンの反応が悪いのではと疑いたくなるくらいシビアで、自分ってそんなにリズムゲームが苦手なのか……とちょっとへこんだ。
シナリオ
旧劇エヴァか! と多くの人が思ったと思う。実写がやってきてもおかしくなかった。
ダンガンロンパは設定とかがぶっ飛びすぎていて、好きな作品ではあるけれど設定や世界観に対する親しみやすさを感じたことはない。
だからちゃぶ台をひっくり返すようなオチだけれども、不快とかではなかった。ものすごく入れ込んでいる人は居ても立ってもいられないだろうけれど。
むしろひっくり返してちゃぶ台を元に戻すかのようなオチは日和っているかんじがして、徹底しきれてないなあと感じた。最後のほうはやりとりが全体的に白々しい。
制作スタッフとプレイヤーがおしおきされて、ひいてはダンガンロンパシリーズがおしおき (処刑) されます! っていうオチだと徹底していてよかったと思う。
まあでも、かなり入れ込んでいたら立ち直れないだろうな。
最初にロッカーから出てきたあたりで「なんかあるな」と匂わせたところや、1章のバトンタッチする展開は気持ちが盛り上がってよかった。
次回作は出るかわからないけれど、この内容で出したのだからシリーズとしてもオチがつくほうが綺麗だろうと思う。
ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期 - PS Vita
- 出版社/メーカー: スパイク・チュンソフト
- 発売日: 2017/01/12
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