SIGMA デジタルカメラ dp1Quattro 2,900万画素 FoveonX3ダイレクトイメージセンサー(APS-C)搭載 930585
- 出版社/メーカー: シグマ
- 発売日: 2014/10/24
- メディア: エレクトロニクス
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買った。もともと発売時から気になっていたし、PENTAX から広角でよさそうなレンズが出なさそうなので。
SIGMA のカメラは SIGMA DP3 Merrill 以来で、DP3 Merrill は売ったけれどたまにあのカメラでしか撮れなかったものすごいモノクロの画を思い出したりしていた。
レスポンスの遅さは DP3 Merrill とそんなに変わっていない気がする。気がついたらあれよあれよという間にバッテリの残量が減るのも同じ。
はっきり違うのは画角である。21mm相当ははじめての画角で戸惑ってばかりいる。下鴨神社に持ち出して撮ってみたけれど、観光客が多いのでなかなかフレーミングに悩む。
自然物よりも人口の建築物を撮ると楽しそうだなと思った。センサーが〜というより 21mm のほとんど歪曲のない広々とした画角でビルとか撮ると実に楽しそうだ。前に東京へ行ったときに 31mm で新宿や東京駅周辺を撮ったときのことを思い出す。
歪曲がないからか意外と広角感がない。50mm とかで撮っているときと印象が変わらない。
すっかり PENTAX K-1 に慣れたので高感度がせいぜい ISO 400 くらいまでと考えると緊張感がある。日が傾きはじめた糺の森でカメラを向けたころには ISO 200 で F5.6 まで絞って撮ろうとすると SS が 1/30 くらいになってしまうのでフィルムカメラみたいに扱わなければいけないのは DP3 Merrill のときと変わっていない。
あと AE にしたところで AF とかとにかくいろんな挙動がとにかく遅いのでマニュアル露出で撮ることにした。まだ AF でしか撮ってないけれど MF にしてもいいかもしれない、超広角だし。
ISO 感度はあまり上げたくないから ISO auto は使いたくないし、なまじ AE という自動操作でカメラに任せようとするのでカメラの遅さにイラつくわけなので、自分がボトルネックになるマニュアル露出で撮ればカメラにイラつくことも減るだろう。
DP3 Merrill のときにメインで使っていたのが K-7 で、この K-7 というカメラも DP3 Merrill ほどじゃないにせよあんまりつぶしのきかないカメラだった。
いまは PENTAX K-1 という ISO 6400 までは躊躇いなく使える、真っ暗でも撮れるつぶしに効くカメラなのでうまく棲み分けられるんじゃないかなと思う。
しかし背面液晶だけでは見えづらいし、とりあえず単品で買ったものの LCD ビューファインダーはどうしようかなあと悩む。
RX100シリーズとか PENTAX の標準ズームも悩んだけれど、選択肢として妥協しているかんじは拭えないし、そもそも 21mm ならたとえ標準ズームがまかなう画角をあとから買い足したとして被らないのでよさそうと思って買った。
PENTAX K-1 と FA 31mm で撮りはじめて、広角で撮るとものの立体感だとかに敏感になって写真を撮るときの目が養われる感覚をおぼえたので、dp0 Quattro であらたなものを見つけたい。
SIGMA デジタルカメラ dp1Quattro 2,900万画素 FoveonX3ダイレクトイメージセンサー(APS-C)搭載 930585
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