OVF内の電子水準器が見づらい
K-3までは電子水準器が露出補正値のインジケータと兼用で像の外側に表示されているので像自体と混同することはなかった。
K-1のVF内の電子水準器は透過液晶を利用して像の中に表示されるようになったため、夕暮れ時や暗い被写体の場合は判別しづらい時がある。
露出補正と独立しているので露出補正値と同時に確認できるとか、水平あるいは鉛直が出ている場合は表示が変わる *1 とか、おおむね改善されていて歓迎できるんだけど。
SDカードは64GB以上がほしい
SanDiskの32GBのカードを使っているが、これだとRAWで保存する場合は400枚程度までとなる。一泊二日だと心許なく急遽ヨドバシで32GBのSDカードを買い足した。
フラッシュメモリが劣化するよりも自分がSDカードの管理をできなくなる未来が濃厚だし先にやってきそうなので、より容量の大きなSDカード一枚で済むというのが理想といえる。
そういう意味では64GB以上がほしい。しかしSanDiskのExtreme Proは高くて悩む。並行輸入品だとかなり安い。というかK-1購入前に悩んだけど一日は保つし旅行しなければ問題ないということでAmazonで買うのをやめたけど甘かった。ヨドバシで32GBで7000円だったけどその値段出せばAmazonで64GBが買える。
SanDisk SDXC カード Extreme Pro UHS-I 超高速Class10 並行輸入品 (64 GB, 95MB/s)
- 出版社/メーカー: SanDisk
- メディア: エレクトロニクス
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標準ズームがほしい
広島と尾道を歩きまわってみて、信頼のおけるレンズだけが手元にありそれらすべてを満足に使えてよかったものの、レンズ交換は大変だった。風が強いと気を遣うし、そうでなくともけっこう手間なものだ。
使っているレンズケースが付属のもので、特にFA Limitedのケースは革製で高級感があるけど実用的にはDAシリーズのナイロン製のケースが柔軟だし口が広いので取り出しやすい。
なのでズームレンズがあるといいなあ、といまさらズームの便利さにありがたみを感じるようになった。使ったことはないけれど。
純正で現行だと24-70mm F2.8か28-105mm F3.5-5.6のどちらかになる。
PENTAX ズームレンズ HD PENTAX-D FA24-70mm F2.8ED SDM WR 21310
- 出版社/メーカー: ペンタックス
- 発売日: 2015/09/25
- メディア: Camera
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魅力的な点としては:
- 24mmスタート
- 大口径 (F2.8)
- F値固定
- 写りはよさそう
- 近景、遠景
- シャープさ
- ボケ
★ではないけれどもいわゆる大三元ズームのひとつで、単焦点ほどではないにしろ便利さと写りのバランスという意味ではだいぶいいのだと思う。
特に24mmスタートは魅力的。単焦点でこのあたりの焦点距離のレンズはほとんどない *2 ので貴重。
持っているレンズは31mm, 55mm, 77mmなのでだいたい使う画角をカバーしてくれるというのも大きい。
一方で気になるのは:
- 大きい
- 重い
- 高い
- 望遠端が手持ちの77mmより短い
……くらい。K-1単体でそれなりの大きさと重さであるものの今のところ楽しく撮れているのは買った直後という話を抜きにすれば、写りに対してコンパクトな単焦点で撮っているからだろう。
これが35mm判で一般的な標準ズームの大きさと重さになったときに同じように持ち出せるかというとおそらく難しい。けっきょく持ち出さなければ意味がない。
15万もするなら単焦点を買い足して撮れる画角を広げるほうがいいなあと思う。
PENTAX 標準ズームレンズ HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR 21297
- 出版社/メーカー: リコー
- 発売日: 2016/04/28
- メディア: Camera
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28-105mmの魅力的な点は:
- コンパクト
- まあまあ安い (7〜8万くらい)
- 望遠側に長い (被っていない)
- 価格のわりに写りはよさそう
- 特にシャープさ
……といったところ。APS-C専用の高倍率ズームである18-135mmを一回り大きくした程度の大きさはすごい。実際に手にとってみたけれどもこれくらいなら鞄に入れておいても苦にならなさそう。
望遠端が105mmまであるのもポイントが高い。やっぱり100mm以上の画角が好きになっていたんだなあと気付かされたので、いずれにせよ揃えたいとは思っている。その画角を標準ズームがカバーしてくれるのは大きいところだろう。
対して悩まやしいのは:
- F値が暗め (F3.5-5.6)
- 広角端が長めかつ、手持ちと被り気味 (28mm)
という点か。明るい単焦点しか使ったことないので望遠端でF5.6とか、被写界深度の浅さで整理するという手法がとれなさそうで悩む。
31mmとかなり近いのも気になる。GXRも持っているし。24-100mm F4だと買ったかもと思いつつ、これくらいのスペックのCやNのズームはあまり評判がよくないので必然と写りは28-105mmより劣るかもしれない。
サードパーティ製だとTAMRONの28-75mm F2.8なんかがあってとにかく安いし写りはそれなりというかんじだけど、24mmスタートじゃない点が気になる。画角という要素は自分にとって重要なのかも。
ズームレンズの価値は複数の画角を一度に得られることであり、その点では28-105mmは単焦点で考えると100mmが増えたに過ぎない。だったら100mmを買い足すのでいいじゃん、となる。
であればやっぱり24-100mmが求める標準ズームかもしれない。多少歪曲があっても、よほどひどい陣笠型でもなければLightroomで補正できるし、最低2つは手持ちの単焦点にない画角がないと魅力的じゃない。
望遠がほしい
FA 77mmが写りはそのままに画角はAPS-Cで使うDA★ 55mmに近い使い勝手のよいものになって重宝する一方で、APS-Cで使っていたときのより圧縮効果の強い画角がほしくなることも多い。
望遠レンズの圧縮効果による傍観するような客観的な写りが好きになってきたので少し寂しい。
で、PENTAXからD FA★ 70-200mm F2.8というズームが出ていて次はこれを買おうかなと思っている。
D FA 100mm F2.8 MacroとかFA 43mm F1.9 Limitedも欲しいといえば欲しいけど、そんなにマクロ撮影したいということもないし、写りと得られる画角のカードの広さを考えると70-200mmはかなり気になる。
しかし高いのでおいそれとは変えない。大きくて重いし、そもそも今使っているAcruのバッグには入らない。
尾道で橋なんかを撮りながらもうちょっと引き寄せられる望遠がほしいなと何度も思ったし、APS-Cを使っていたときから気になっていた画角なのでお金をどうにかできたら買っちゃうと思う。
PENTAX スターレンズ 望遠ズームレンズ D FA★70-200mmF2.8ED DC AW 21330
- 出版社/メーカー: リコー
- 発売日: 2016/03/18
- メディア: Camera
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