暗殺教室

この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

録画しておいて見ていなかった『暗殺教室』を見たらおもしろくなってきて原作を買って読んだ。

暗殺教室 14 (ジャンプコミックスDIGITAL)

暗殺教室 14 (ジャンプコミックスDIGITAL)

暗殺教室 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

暗殺教室 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

アニメを見てもぜんぜん顔と名前が一致しなかったけど漫画で読んだらすぐに覚えられた。


どうにも映像作品を一時停止したり巻き戻す *1 見方ができない。慣れの問題か、なにか矜持があるのか。ないだろう。

『みなみけ』を読んだときにも思ったけれども、おそらく読む人によって漫画の間だとかスピード感は違って、その速さの揺らぎのようなものが好きだなあと思う。

アニメや映画も好きは好きで、原作ものだとそういう速さの解釈の一例を見ることができて、大抵は自分が想像できていなかったようなものになっているので、そういう仕上がりの作品を見ると世界が広がった気がして嬉しい。

漫画だとおもしろいけど映像だとそうでもない表現に、突っ込みがある気がする。映像だと音が被るとやかましいので、ボケる → ツッコむという待ちが起きる。


『暗殺教室』は学校を舞台にしたコメディなので人になにかを教えるというテーマがよく出てきて、これらはだいたい実にまっとうで「いい話」なんだけど、たまに白々しいと思えるときもあって、それがおもしろい。

コメディとして冷めてしまうような重さでもなく、かといって教えることを取り扱うにあたって軽すぎるということもなく、そのバランスをとろうとする時に自分は白々しさを感じるのだと思う。それがよい。

たぶんそれは、これは娯楽であるという安心感を与えてくれるからだろうと思う。

娯楽である、楽しませるためのものであるという約束が見えない暗がりへの不安を和らげてくれる。

*1: って今は言わないのでは