この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

11時くらいに家を出る。休日の昼間しかやってないつけ麺屋を目指すも、もう閉まった?みたいだった。
たまたま外にいた店員さんに聞いてみてもぶっきらぼうに6時からですと言われるだけで釈然としなかった。暑かったし遠いし、まあもういいかな。

もうつけ麺を食べる気持ちになったので高倉二条に行くことにした。
歩いてる途中、通りの一区画を通行止めにして道路にプールを置いて遊んでいる子どもたちがいた。
周りに大人もいたので町内のちょっとした催しのようだった。

高倉二条でラーメンを食べたあと、どうしようかと考えているうちに自転車を買うつもりだったことを思い出した。土曜日は雨で腰を折られてすっかり忘れていた。

自転車屋に入っていろいろ話を聞いて、あらかじめ目をつけていたモデルを買った。
同僚に勧められたクロスバイク。

一時間ほど整備に時間を要すると言われたので京都御苑に出かけた。
夏の夕暮れ時、77mmで覗く風景はかすかに秋だった気がした。
画角って意外と忘れるもので、最近はずっと31mmだったせいか、距離をとる感覚が合わなかった。
77mmの遠くから冷静に、しかし優しく見つめる感じは慈愛だと思う。

自転車屋に戻って受け取って走り出したら思いのほか楽しくなってきて、とにかく一乗寺のほうに出かけた。
詩仙堂を見たり、山中越えとあるあたりを巡って家に帰った。

シティサイクルよりずっとみがるで身軽で速くて、運動効率がよい気がする。
これで公共の交通網で行きづらい神社も近くなると考えると楽しくなってきた。