この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

JR で嵯峨嵐山へ向かってから行ったことのない神社をいくつか巡った。

  1. 斎明神社
  2. 車折神社
  3. 平野神社

斎明神社と車折神社は人がまったくおらず、特に車折神社は敷地が細長く奥に進めば進むほど暗くなっていって、とても静かで神秘的な気持ちになった。紅葉のシーズンには人で賑いそうだなあ、と木々を見ながら思う。

嵐電を降りた人たちが敷地の中をまるで生活道路のように歩いているのか、いくらかすれ違った。

嵐電に乗って帰ろうと思っていたけれど、気分が変わって帷子ノ辻で乗り換えて平野神社に行くことにした。

桜はもう散り始めているだろうからそんなに人はいないと見立てたけれど、人はいたし、ライトアップもされていた。ちょっとがっかり。

本殿の方の社務所のような建物の中でハープとフルートのデュオが演奏をしていた。日本の神社の敷地で西洋の楽器で西洋の音楽を演奏するのを聞くのはずいぶんと不思議な気分にさせられた。フルートの人が MC で「この前はお釈迦さまの誕生日でしたので」としきりに言っていたのがおもしろかった。神社で釈迦の話をしているのがあまりに混沌としていた。