この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

今の職場で働きはじめたのがちょうど2年前であるから、もう3年目になる。3年目。

ジョブホッパーと呼ばれるような人たちがいる世界において3年は長いのか短いのか、わからない。なんとなく5年同じところにいると長居しているな、と感じる。

3年間以上、同じ所属に属すという体験について思い返すと小学校まで遡ることになる。

中学、高校は3年制だし、大学はやめた。中学は一刻も早く終わってほしいと思ったし、高校もそんなものだったと思う。

今の職場は、周りにいる人たちの好奇心の強さは目を見張るものがあるし、誰しも漫然と過ごしておらず向上心が高いとか、自分自身について後ろめたささえ覚えるような環境であることはとても幸せだと思う。

一方で自分がやってきたこと、これからやっていくことは今の職場において始まり、また終わることではなく、ずっと地続きになっていくのだろう。つまり、所属が変わっても変わらなくても、やっていくことは変わらない。

また、所属に対する思い入れ、依存、のようなものもこれ以上深まることはないだろうと思う。そうしないように心がけているから。

周りにいる人たちとの距離の近さについて誇ったりこだわることはあれども、その人たちと同じ所属であることにこだわることはないだろうと思う。