この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

ある集団で男性あるいは女性が不当な扱いを受けていないか、ということに敏感でいて、そういった非対称な扱いは積極的に是正していこうと思っているし、またそういった非対称性について自覚的であることを促していこうと思っている。

不当な扱いというのはセクシュアル・ハラスメントであるとかそういった類のもの。

セクシュアル・ハラスメントは自覚があるものと無自覚であるものがあると思っていて、特に無自覚なものについて敏感でありたいと思っている。

無自覚であるというのは、よく例に挙げられるグラビア・アイドルのポスターを貼り出すとかそういった類のこと。

自分が本当に問題だと考えているのは、グラビア・アイドルのポスターを貼り出すことを屈辱的であると考える人がいると想像する人が誰もいないという状況であること。

ハラスメントは、数であれ地位であれ、マジョリティに属する人がマイノリティに属する人に対して行われるもので、たとえハラスメントを行う人たちに自覚的な悪意がなくともハラスメントは成り立つし、ハラスメントをそれと想像できない人がいるとハラスメントの被害を受ける人 (≒ マイノリティ) の屈辱は黙殺されうる。

セクシュアル・ハラスメントは単なる一面であって、こういった無自覚の悪意 (となりうるもの) によって苦しむ人に鈍感なままでいるということは、また別のハラスメントを引き起こしうるというとでもある。

自分がある日なにかマイノリティ側に転じたとき、周りにいる人たちに侮辱されないか、ということはいつも考えている。