この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

大学に進学することを考えるときに、ネームバリューとか社会的評価とか、そういうものを大学の評価軸とする人もいるわけで、自分自身はそういう価値観に影響を受けましたよ、っていう自覚はないのだけど、「もしかしたら影響されているかも」という懸念もある。

1年半前に、合格が決まっていた大学を蹴ってもう1回、ということを決めたときに、少なからずそういう価値観に立っていたとおもう。「もうちょっと上へ行けるはずだ」的ななにかに。

しかしながら、考えてみればあたりまえだけど、上には上がいるもので、日本に限れば東京大学京都大学が双璧というか、とりあえずエリートはそこにいる的な合意があるようにおもえる。だけど、言う人によっては、日本の大学なぞウンコで、アメリカの○○大学(ハーバードとかが入るらしいよ)こそが真のエリートの集う場所らしいよ。

単なる優越感ゲームだから、「どこをどう評価するか」によって、そういう序列もまた変わってくる。学者をどれだけ輩出しているか、どれだけ政治家を輩出しているか、どれだけノーベル賞受賞者を輩出しているか、どれだけスポーツ選手を輩出しているか。優越感ゲームだから「お前がそう言うならそうなんだろう。お前の中ではな」状態なわけで、あえて勝敗をはっきりさせるなら、土俵に立った時点で負け。自ら土俵に立たなくとも、矢面に立たされることもある。不戦勝ならぬ不戦敗もある。

そもそも、輝かしい学歴などを手にしても、それを自慢する相手や、それによって得られる名声や富が想像できないというのもある。

大学の話題は必ずといっていいほど、めんどうな人にからまれるから避けよう。