大学受験

この記事は筆者が見た夢を一人称視点で叙述した内容です。事実ではなく、実際の人物等とは一切関係ありません。

大学受験

キチガイ染みてるけど、その人にとって最大限のリアルがあったんだな、って思った。じゃあ、今すぐ自分も同じように、ってわけにはいかないけど。

この人の言っていることはどこかの世界では正しいことじゃないかもしれない。けど、この人に「こんなの間違っている!」って言える人がこの世にいるのだろうか。

自分は「大学受験に落ちても死なない」と思っている。こんな身分で言うのもどうかと思うけど。この人の場合でもそれはあてはまると思う。ただ、自分に殺されるだけなんだと思う。この人の場合はあらゆる意味でそうなったけど。

きっと自分が2010年のセンターに始まる大学受験に於いて失敗しても、誰も責めないだろうよ。偉そうな言い方をすると誰も責めてくれないと思う。

誰も別に高卒無職野郎に二浪の肩書きがついたくらいで反応しないだろう。腐っているといえば最初から腐っているんだし。

それにしてもほんとに皮肉な話だ。世間ではタブーとされる道を行った人が、結果的に世間が唱える「理想的な学生」になっている。