Pixel 6が出たので店頭で買おうとする。が、間違って5を注文してしまいSIMの移行ぎりぎりで気付き慌てて変えてもらう。
騒やかな孤独
よくコロナ禍以降の気軽に外出できない、他人と接触できないという状況を指して「日常が失われた」「もうあの日常は戻らない」といった表現がされることがしばしばある。孤独が強化されたとも。婚姻や出産件数の変化が絡めて語られることも多い。
人それぞれにとって常が何であるかは違うであろうことは前提として、それでも自分は社会生活の本質が変わったわけではなくむしろ表層が取り払われたような気がしている。
本来、他人とのあいだになんらかの壁がありあらゆる活動において距離があるのが自然で、隔てるものが限りなく小さい関係こそが特別であり親密さの証だとされてきた。
むしろ今までその親密さの価値が損われども検められることがなさすぎた。少しばかりの繋がりで安心してしまう。
その薄く広く覆う膜のような関係性で孤独に蓋をしていた人たちにとっては、今の状況は確かに地盤を失ったようなものかもしれない。けれども、この感染症を過去のものとできたとしても日々の底にある孤独を克服したことにはなりえない。
久しぶりに会う知己を前にして、以前は盛り上がれた話題で同じように話せるだろうか、自分の考えが過不足なく伝える語彙を自分は持っているだろうか、変わってしまった・あるいは変わっていないお互いを前にして無意識の内に失望してしまわないだろうか、好きだった誰かを前にして冷めた気持ちに気付いてしまわないだろうか、とかそういった葛藤はきっと10年後も変わらずつきまとう。
何も磐石なものがない中で暮らすことに恐しさと嫌気を抱くことは変わらないんだろう。
元気があったりなかったり
先週の土曜日に月末だしごちそうしちゃおう〜と思ってBistro Orientalに行こうとしたら真っ暗で無期限休業と知った。しかもOriental Brewingの系列すべてが無期限。
他のビアバーとか居酒屋がどうか知らないけれど、最近はワイワイガヤガヤワハハと声を出す客もおらずゆっくりさっと飲んで食事できてクリーンだったからたまの楽しみになっていたのでけっこうショックを受けた。
無期限休業というのは、緊急事態宣言の延長を見越した上で再開時期をストレッチさせやすいようにあえて明言しなかっただけだっていうのはわかっているけれども、先行きが見えないことがひとつ増えてしまってがっくり来た。
クロスゲート金沢の1Fにクラフトビールやワインが並んでいる店があったのでそこで良さそうなビールを買うことにした。
いくつか買った中ではOffshootの4が気に入った。
Offshoot 4 / フォー – Antenna America
Hazy DIPAで、HazyのまろやかさとダブルIPAの苦さが良い感じで好き。DIPAだからかちょっとアルコール度数も高い。甘すぎず苦すぎず。
ネックはアルコール度数が高めなのと、ほぼ500ml缶なので飲み切るのが大変、ってことくらいかも。公式のショップでは現在売り切れているので、またクロスゲートに買いに行こうかな。
仕事も最近あまり元気が出ない。4月はほとんどコードを書かなかった。メンター業と計画作りのための調査、たまに書き物・調べ物というかんじ。
チームに相談しているけれど、やっぱりモチベーションが上がらない。やっている仕事が嫌というわけではなくて、ソフトウェアビルディングに直接関われていないっていうのがつらい。
そういう話をしたら同じ部の別チームの人から「我々みたいな部署はどうしても貯金を切り崩すことになりがちなので、スキルを高めるチーム目標を設定している」っていう話を聞いて得心が行った。
なるほどなと思い、先々週くらいからRustのチュートリアルを始めた。
新しい言語を学ぶのは久しぶりのような気がする。若干の型パズル要素があるのは楽しいな! そういう意味ではScala 3はけっこう変わっているしリリースされたから気になる。
buildersconのbuildersっていう言葉選びは肩肘張らずしかしターゲット層を浮かび上がらせる的確なもので好きなのを思い出した。
— aereal / 青木華絵 (@aereal) 2020年12月28日
自分はあくまでビルダーだな〜って思う。作ることが目的であり手段なので、常にそこから得られる幸福の最大化を図りたい。
— aereal / 青木華絵 (@aereal) 2021年4月13日
こういうことを考えていた。なにか作る時が一番楽しい。ものができあがったらもちろん最高だけれども、作る方法・手段について考えているだけでも元気になれる気がする。
教習所生活はついに無線教習にやってきた。しかし2月末に入ったので3ヶ月くらいでここか〜という気持ちもある。
5月に入っても技能教習の予約が一杯になっていて、これは想定外。焦っても仕方がないので粛々とこなしていくしかない。
最近は街中でMAZDA3を見かけることが増えてきた。毎日のようにディーラー中古車の在庫を眺めてやる気を出している。
自分でどうすることもできなくて、他人にイラつきがちな状況が続いているけれども、しかして他人に腹を立てたからといって良くなるわけでもなし。うまく自分の機嫌を飼い馴らしつつ、的確に物事を良くする行動をしていくしかないと言い聞かせ続けている。
5/21
先週に引き続きメンバーシップコミュニティで開催される大会に参加。まあ変わらず0-2×2で即敗退。今回からホムラ/ヒカリをしっかり使って出していくことにする。
特に表はまあひどくて表裏確認はできないし、そもそも左スティックを動かせないくらい動きが悪かった。裏は、やはりそんなに動きは良くなかったけどまったく何もできないという感じではなかったので多少はましだった。
表はインクリング、裏はフォックスで、どちらもスピード系だったけれどヒカリよりホムラの方が自信がある……というかヒカリを出す自信がなかったけれど案の定相性は悪かった。
大会は敗退したので早々にリプレイを見たりScrapboxにメモを書いたりして、その後はフレ戦を2時間くらいした。
フレ戦ではホムラ単騎で、ジョーカー以外には五分以上に戦えていた気がする。
ホムラはやはりキャラパワーを感じる。鈍足という弱点が設定されているけれど、その割に技をガードさせてさほど不利さがないので立ち回りで相手に与えるプレッシャーは他の似たコンセプトのファイターと比べて強いと思う。
あとダッシュ掴みの性能がカムイよりはるかに良いので、ガードを崩しやすいっていうのも大きい。などの(再)発見があった。
今後はヒカリも自信を持って動かせるようにしていきたい。
カムイも使っていて楽しいファイターではあるし愛着はあるし依然としてファイターの中で一番動かせる自信があることに変わりはないけれど、どうしてもキャラパワーの差を感じる場面がある。
もちろん自分の反応速度とか、キャラパワーによらないスキルを磨いていく余地があることは承知しているものの、たとえば反応できても確反無いんだよなあっていう時とかに不満を抱いてしまう。
ホムラ/ヒカリは強いというのもあるけれど、コンセプトが剣士キャラの極北みたいなかんじで、加えてチェンジがあってできることが格段に多いので、それだけで単純に触るモチベーションが高まる、というのはある。