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サンライズ瀬戸で東京へ

TK from 凛として時雨とクラムボンの原田郁子のツーマンライブに行くことが決まり、東京行きの新幹線をいつものように予約しようとして、ふと会社の人がサンライズ瀬戸に乗ったという話を思い出し、せっかく楽しみなイベントのために東京へ行くのだったら行きも楽しめるようなものにしようと思い立って予約した。

0時34分に大阪を出て、7時8分に東京に着くので、少々早いものの余裕がある分にはよかろうと今月の初めに予約した。種別はシングルデラックス。

予約

京都駅のみどりの窓口で特急券を予約・購入した。同僚が言うにはあまり予約が入らない特急だからか窓口の人が熟れていないので、あらかじめ種別や時間が決まっていたら最初から告げるとよい、というようなことを言われていたのでそうしたけれど、今回はそうでもなかった。

深く考えずに特急券だけ買ったけれど、結果的にはあらかじめ乗車券も買っておくのがよいと思う。

たまたま別件で京都駅に予定があったので平日の午前に京都駅にやってきたけれど、休日のみどりの窓口はいかにも観光客で混んでいそうなので都合がよかった。というより休日の京都駅には用があっても出向きたくない。

乗車まで

仕事が終わって夕食を食べ、一旦家に帰って荷造りをしシャワーを浴びて阪急で梅田まで向かう。最寄りが阪急であるのと、これから JR に乗るので京都-大阪間は私鉄でもよかろうと思って。

週の真ん中なので終電間際といえどそんなに人手はないかと思ったけど甘かった。年末が近いからか思ったよりも人は多い。それとも梅田はいつもこんなかんじなんだろうか、普段を知らないのでなんとも言えない。

阪急梅田と JR 大阪は、連絡橋を渡るのが一番わかりやすいと思う。地下を移動するのは罠が多すぎる。

乗車券を購入しようと思ったらクレジットカードの使える券売機はすべて23時までの営業となっていた。みどりの窓口も閉まっていたので、改札の駅員さんに相談したら発行してくれた。

都市圏の駅だし乗車券くらいどうとでもなるだろうと思っていたら、意外とどうにもならない (結果オーライといえるけど)。余裕をもって40分前に着くよう移動して正解だった。自分が社会人になってから成長したなあと一番実感できることのひとつは、余裕をもった行動ができるようになったところ。時間を持て余したくない気持ちで余裕時分のないスケジュールを立てがちだったので、ずいぶん成長したといえよう。

発行を待つ間、改札にはほろ酔いなのか声の大きな人たちが何人も通っていった。年末を感じる。

サンライズ瀬戸は金沢方面、サンダーバードなどが発着する11番乗り場に発着している。寿司詰めで発車する東海道線を何本か眺めて、いよいよ終電も行ったのだろう、がらんとした大阪駅のホームを眺めながら現実ではないように思えた。

0時34分、いよいよサンライズ瀬戸がやってきた。


車内

乗り込むと少し狭い通路に沿って1Fと2Fそれぞれの客室への入口がある。

車両と車両の間には洗面所もある。

走るホテルという謳い文句は伊達じゃなく、普通のホテルと比べても遜色のない設備が揃っている。ベッドはやや固め。

興奮しきりでずっと部屋の設備を見てまわったりした。

車窓

琵琶湖東岸にかかるにつれて霧が濃くなる。ピンボケしているようにも見えるけど、肉眼でもこういうかんじだった。

近江八幡や野洲のあたりはなにもないので、時たま通り過ぎる踏切の警告灯の赤色が霧の中にぼんやりと漂ってかなり不気味だった。

米原あたりで運転停車するらしいのでそれを見てから寝ようと思っていたけれど、眠気に勝てず彦根を過ぎたあたりで寝た。

ふと目を開けると頭上に月が見えたのでぼんやりとした頭で起きてみるとマジックアワーの只中だった。一気に目が覚めてカメラを手にして写真を撮りはじめる。

熱海を過ぎたあたりから海岸線沿いが続き、昇ってくる朝日をほとんど正面に捉える時間が長く続いた。

だんだんと東京へ向かう上り電車を待つ人がホームに増えていくのを目にしながら、ああ今日は平日だなあなんて考える。

東京着

熱海を過ぎたあたりで、遅れているため横浜に停車する予定をやめて代わりに小田原に停車する旨のアナウンスが流れた。

どれくらい遅れているのかわからなかったけれど、さらに小田原の手前くらいで東京終着の予定だったが品川終着にし、到着予定は8時ごろである旨のアナウンスもなされた。

東京着予定が7時すぎだったのでほとんど1時間の遅れで、たしかに昨日の濃霧だとしかたなさそうだなあと思った。

それはまあ仕方ないとして、JR のサイトを見たら JR 西日本にも JR 東日本にも、遅延情報は出ていなくてそれはどうなのと思った。

東京駅付近のカプセルホテルで仮眠しようかと思っていたので、予定が完全に崩れたわけで戸惑ったけれど、車窓から差し込む日の光が気持ちよかったので、まあいいかと思えた。

おわり

新幹線より少し高いくらいで、大阪-東京間の移動が特別なものになる。天気とかいろいろな巡り合わせが働いて、本当に尊い時間だった。

しかしながら冷静に振り返れば、0時半発で7時着なので睡眠時間は長くて6時間くらいしかとれないし、言っても走る電車で横になるからには眠りもそれなりに浅いものになるから、どれくらい疲れるかという点で新幹線より格段に快適といえるものではない。
疲れのたまり具合だけでいえば、早朝の便をグリーン車で予約するのとそんなに変わらないと思う。

しかしビジネス新幹線であるところの東海道新幹線と比べることがナンセンス。旅程をうまくアレンジできれば何度でも乗りたい。